2017年F1メキシコGPの土曜予選で、メルセデスのバルテリ・ボッタスは4位だった。Q3最初のランでスロー走行していたマックス・フェルスタッペンはボッタスのアタックの妨害をした可能性について審議されたが、スチュワードはペナルティ対象ではないとの裁定を下している。
■メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
バルテリ・ボッタス 予選=4位
ポールポジションをかけて戦えると思っていたのに、いい予選ができなかった。少なくともフェラーリ1台とレッドブル1台と比較すると、僕らは確かに少し苦労していた。彼らはなぜか、Q3でさらにタイムをかなり縮めてきたんだ。
マックスとのインシデントがQ3最初のアタックを台無しにしてしまったんだ。ブレーキングでいつものラインに戻ることができなかった。
それでも僕は、レースに関しては楽観的だ。昨日もいいロングランが走れているし、明日はこのマシンは強さを発揮してくれるはずだよ。
僕らのチームは2列目からのスタートになるけれど、ターン1まではだいぶ距離がある。良いスタートを切ってスリップストリームを使い、アドバンテージを得たい。面白いレースになるはずだ。
(フェルスタッペンの件について語り)僕はアタックラップ中で、最終セクターに入る前に、彼がすごくゆっくり走っているのが見えた。彼がターン12出口をかなり遅く走っていたことが、ターン13に向けての僕のラインに影響した。ロックアップしてそのラップがだめになってしまったんだ。
規則書にどう書かれているか、正確なところは知らないが、あれで僕のラップが台無しになったこと、Q3で2回のランができるはずが1回だけになってしまったことだけは確かだ。