2017年F1メキシコGPの土曜予選で、フェラーリのセバスチャン・ベッテルはキャリア50回目のポールポジションを獲得した。
■スクーデリア・フェラーリ
セバスチャン・ベッテル 予選=1位
もちろんすごく満足しているよ。ここのコースは難しく、とても滑りやすかったけれど最後に完璧なラップを走れた。ここでは限界を超えてミスを犯しやすいんだ。それでもターン1をうまく走ることができれば、チャンスが出てくると自分に言い聞かせていた。
最終セクターも膨らんだりして大幅にタイムを失いやすく、難しいところではあったものの、攻めながらも、きれいに走ることができた。だから本当に満足しているよ。特に他のマシンとの差が小さいなかで、全員を抑えることができたのが良かったね。
昨日はマシンが望むような状態になかったけれど、今日はすべてが好調だったし、明日も十分な速さがあると思う。スタートで何が起きるかに注目していく。その後はいいレースを走れるはずだ。ターン1までが長いことは分かっているけれど、僕らはスタートが良いので全体的には自信がある。
先週末はいろいろなものを交換したりしてやるべきことが多く、チーム全体にとって厳しいものだった。今週末はそれに比べるとうまくいっているよ。今日は僕らの頑張りに値する結果を得られたと思う。明日は良いレースになることを願っているよ!
(Formula1.comのインタビューにおいて、最後のラップについて聞かれ)ターン6で態勢を崩しかけたから、そういった意味で完全にパーフェクトなラップだったとはいえない。でもなんとか持ち直して、逆にタイムを稼いだ。二度と同じことができないという意味では、完璧だったのかも。すごく満足しているよ。
チーム同士の戦いが激しければ激しいほど、勝ったときの満足感は大きい。今日はレッドブルの方が少し速かったけれど、それでも彼らの上に立つことができた。マックス(・フェルスタッペン)は信じられないような速さを発揮していた。だからこそ、このポールから大きな満足感を得ることができるんだ。