2017年F1メキシコGPの土曜予選で、マクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーンは15位だった。
今週末、チームはバンドーンのパワーユニットを交換、35番グリッド降格されることが決まっている。従って予選順位に意味がないため、予選でも決勝を見据えたプログラムによって走った。金曜FP1でパワーユニットの問題によって走行できなかったバンドーンは、Q1を使って燃料を多めに積んで走行し、データを集めた。その後、13位タイムをマークしてQ2に進出。Q2では計測ラップを走らずに予選を終えた。
トロロッソのピエール・ガスリーが予選に参加できなかった関係で、バンドーンは19番グリッドからスタートする見込み。
■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
ストフェル・バンドーン 予選=15位
僕らは今週末、ペナルティを受けるから、今日は予選ではなく決勝に焦点を当てて準備を行った。Q1でも、決勝に向けた作業として燃料をたくさん積んで走り、バランスの微調整を行った。
昨日はエンジンに問題があり、FP1、FP2と苦労し、難しい一日だった。でも今日はFP3でマシンに乗った瞬間から、かなり快適に感じられた。僕らのパッケージは強さを増してきており、ここでも比較的競争力が高いようだ。
今日は昨日と比べると大きく前進し、僕にとってはかなりポジティブな一日になった。明日の決勝に向けてまずまずの状態だと感じる。ただ、後方からスタートするから、楽ではないだろうし、どのあたりでフィニッシュできるのか、予想もできない。僕らにとってはストレートでオーバーテイクをするのは難しいだろうから、アグレッシブでありつつ慎重に走らなければならない。大きな目標を目指して、いいレースをしたいと思っている。
僕らにとっては今日の最優先事項は予選でいい結果を出すことではなかった。明日の決勝を楽しみにしている。