2017年F1メキシコGPの土曜予選で、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは14位だった。
アロンソはQ1で優れた予選ラップを走り、5番手タイムを記録、ミドルセクターでは最速だった。しかし今週末、パワーユニットの交換を行ったことで、20番グリッド降格されることが決まっている。従って予選順位に意味がないため、Q2では計測ラップを走らずに予選を終えた。
ストフェル・バンドーンは35グリッド降格され、トロロッソのピエール・ガスリーが予選に参加できなかった関係で、アロンソは18番グリッドからスタートする見込み。
■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
フェルナンド・アロンソ 予選=14位
今週末ここまではマシンのパフォーマンスにものすごく満足している。昨日も今日もフィーリングがとてもいい。コーナーでのグリップがとても高く、高速セクションでの感触もよかった。
Q1ではこのコースで僕らがどれだけ強いかを証明した。Q1での最速ラップからわずか0.2秒差というのは、マクラーレンがどれだけ素晴らしい仕事をしているかを示している。今日の僕らのマシンはどこよりも優れていたと思う。走っていて本当に楽しかった!
今日一番重要だったのは、Q2でタイヤをセーブすることだった。直線で不利な状態なので、決勝でオーバーテイクをするのは難しいだろう。ペナルティによるダメージは計り知れないほど大きい。後方からスタートすることで最初から最後までトラフィックの後ろで走らなければならないからだ。それでもアグレッシブに攻めていき、前で何かが起きたら必ずチャンスをつかむつもりだ。
(Sky Sportsに対して、マクラーレンのシャシーがどこよりも優れていると主張する根拠について語り)Q1でトップから0.2秒差だった。2周走ったけれど、ほぼ同じタイムが出た。自分たちがどこで失い、どこでゲインしているのかは知っている。メルセデスと0.2秒差なら、(シャシーは)彼らよりもずっと優れているということになる。
週末を通して競争力が高い。僕らはマシンを改善し続けている。今回も新しいアップデートを持ち込み、そのすべてが予想していた結果をもたらした。
チームはこの数戦、そして来年の開発のために激務にあたってきた。それがいくらかでも報われるのがうれしい。このところペナルティを受け続けているが、それでもあきらめずに、力を尽くしてマシンを向上させてきた。本当にうれしいよ。
(Formula1.comに対して語り)Q1でマシンのポテンシャルを示すことができてうれしかった。昨日、ここでかなり強いことを知ったのは、うれしい驚きだった。それを予選でも証明した。
Q1で首位から0.2秒差だった。この3年で初めて、僕らのマシンがベストだと証明できたと思う。
今日、エンジンは旧型を使っていた。昨日新しいエンジンを使ったけれど、それをブラジルとアブダビに向けてセーブした。
つまりこの進歩は空力面とこの数戦に持ち込んだサスペンションパーツによるものだ。ピンクセクター(Q1でミドルセクターにおいて最速)を記録したのは久しぶりのことだ。今シーズンのなかで一番の週末だと思う。