ディーアンドエムは10月27日、働くことに関するアンケートの結果を発表した。調査は10月23~25日にインターネットで実施し、男女約2万8000人から回答を得た。
働くことについて聞くと「大好き」(5.7%)、「好き」(28.1%)、「どちらかと言えば好き」(34.7%)と回答した人の合計が68.5%となった。「とても嫌い」(4.0%)、「嫌い」(6.1%)、「どちらかと言えば嫌い」(21.4%)の合計31.5%を、倍上回る結果となった。
2位は「家族を養うため」―「嫌なことがあっても、子供の笑顔をみれば頑張れる」
また「何故人間は働くのだと思いますか」と聞くと、最も多いのは「生活をしていく(生きていく)ため」で82.4%にものぼった。
この結果について同社は、人生はお金が無いと確かに何もはじまりまらない、といい「そう考えると、人間は生まれたときから働く運命を背負わされているとも考えられるのではないでしょうか」とコメントしている。
2位は「家族を養うため」(46.7%)で、約半数が回答している。具体的に聞くと、
「大切な家族を守るために働く」
「嫌なことがあっても、子供たちの笑顔をみれば頑張れる」
という声が寄せられており、特に男性で多かったという。その一方で3位に「趣味や自由に使えるお金を手に入れるため」(39.2%)がランクインしている。
「苦しいことを乗り越えれば、自分へご褒美があげられる。そのために働く」
このように日々仕事をすることでお金が得られ、不満が発散される、と考えている人は少なく無いようだ。
「つらいこと、楽しいこと、両方味わえるのが仕事」
4位は「自分を成長させるため」(26.7%)となっており、
「仕事は、外の世界に一番触れられる場所」
「いい事も悪いことも、数多くのことを学べる」
と働くことを前向きに捉えている人も3割程度いる。5位は「人生の大変さを身に着けるため」(12.3%)で、
「人生には楽しいこともあれば、苦しいこともある。それを身近で一番感じられるのが仕事。己を強くさせるためにも、人間は働く」
といった力強いコメントも寄せられていた。少数だが「特に意味はないと思う」(3.2%)と考えている人もいた。