俳優ジョージ・クルーニー(56)が23日、人気トーク番組『ジミー・キンメル・ライブ!』に出演し、今年6月に誕生した双子(アレクサンダーくん&エラちゃん)の子育てについて語った。さらに途中で親友マット・デイモン(47)が乱入し、観客を湧かせる場面も見られた。
【この記事の動画を見る】生後4か月の双子のパパとして、日々愛妻アマルさん(39)をサポートしているジョージ・クルーニー。司会のジミー・キンメルに「オムツも替えたりするんですか?」と問われて、「昨日まではやっていたよ」とややテンションが下がり気味に明かした。「今までは率先して替えていたんだ。犬の糞の始末とたいして変わらないし、抵抗なくやっていたよ」というジョージだが、一切関わらなくなってしまったのには理由があるようだ。
「先週金曜日から、子供たちの補完食(離乳食)が始まったんだ。口から入ったニンジンが、どうしてあんな形になって下から出てくるのか…もうショックでたまらなかったよ。」
かなりの衝撃を受けたジョージはそれ以来、オムツ替えには一切タッチしなくなってしまったという。
番組の途中で「今日は子供達も来ているんだ。ここに連れて来ようか?」といきなり観客に向かってジョージが提案すると、双子用ベビーカーを押しながら男性が登場。ここでスタジオは一気に大歓声に包まれた。ベビーカーを押して現われたのは、ジョージの親友マット・デイモンだったのだ。マットは「僕がジョージの“マニー”です」「男性のナニーだから“マニー”さ」と自己紹介して見せた。なお残念ながらベビーカーに乗せられていたのは人形だったため、双子のお披露目とはならなかった。
実は番組の司会者ジミーとマットはかれこれ10年以上、お互いをこき下ろし合うジョークがお約束になっている。「その体型からすると、マニーってのは母乳もあげるのですね?」とジミーがマットの体型をからかえば、「このスタジオは笑い声があがることなく静かだから、子供たちの昼寝の場にうってつけですよ」とコメディアンとしてのジミーの実力をけなすマット。その後も“犬猿の仲”をこれでもかと見せつけ、観客を大爆笑の渦に巻き込んだ。
ともあれ、この一部始終を笑いながら見届けていたのがジョージである。かつては“ハリウッド最後の独身大物俳優”として数多くの女性と浮名を流し、「結婚しない」「子供は作らない」などと公言していたが、56歳で“マニー”に扮した親友マットと一緒にテレビ番組に出演することになるなど、いったい誰が想像しただろうか? 自身の監督作『サバービコン(原題)』の米公開を10月27日に控えるなど波に乗っているジョージだが、パパとしてのプライベートな一面を垣間見せるのも悪くない。
(TechinsightJapan編集部 c.emma)