昨今注目を集めているVR(バーチャルリアリティ)技術。そんな最新技術を駆使したユニークな展示が東京モーターショーに登場しました。そのなかからいくつかご紹介します。
■迫力のオンボード映像をVRで体感
日立オートモティブ・システムズにはSF14のモノコックが登場。
ここでは鈴鹿サーキット1周をVRで体感できます。使用されている映像はTEAM MUGENの山本尚貴のアタック。気分はもうプロドライバー?
ブースにはこのほか、『VR Ride Theater』が登場。ここでは自動運転車の走行が体験できるそう。
トヨタ紡織ブースには2018年発売予定のヴィッツGRMNに採用予定のシート、『TBスポーツシート』が設置されています。
最新スポーツカーのシートを体感しながら、360度カメラで撮影されたTRDラリーチャレンジのオンボード映像をVRで楽しめます。コドライバーのナビに合わせてコースを目で追うもよし、運転席に目をやりドライバーのハンドルさばきを堪能するもよし。いろいろな楽しみ方ができるのがVRの魅力です。
■コンセプトカーを“VR展示”。新しいモーターショーの姿がここにあり?
フォルクスワーゲンブースに『I.D. VR』というコーナーが登場。ここではコンセプトカー『フォルクスワーゲンI.D. CROZZ』をVRで展示しています。
はたしてどのようなクルマなのか。これはぜひ会場で体感してください。
ポルシェブースではポルシェ・パナメーラをVR展示中。もちろん、VRゴーグルを付けていないと何も見えません。
■未来のテクノロジーをVRで
『THE MAZE』は、30台ものVRゴーグルを同時接続し、『コネクティッドカー』と呼ばれる未来のクルマを操縦して、巨大な都市迷路を攻略していくもの。多数のVRゴーグルが並ぶ姿は壮観です。
■話題の最新ゲームもVR展示実施中
10月19日に発売されたプレイステーション4専用ソフト『グランツーリスモSPORT』のVRモードが体験できるコーナーが設けられています。すでにプレイしている方もいるかと思いますが、本当にクルマを運転しているような感覚に驚くこと間違いなし。
今回のモーターショーは未来へ向けたコンセプトカーや最新の市販モデルはもちろん、VRを取り入れたユニークな展示にも注目です。『第45回東京モーターショー』は10月28(土)~11月5日(日)に東京ビッグサイトで開催中。