トップへ

1万人が選ぶ『ゴジラ総選挙』がテレ朝で 『しんのすけ対シン・ゴジラ』も

2017年10月26日 20:11  CINRA.NET

CINRA.NET

『関係者&ファン1万人がガチで投票!ゴジラ総選挙』ロゴ ©2016 TOHO CO.,LTD.
『関係者&ファン1万人がガチで投票!ゴジラ総選挙』が11月12日にテレビ朝日で放送される。

11月12日21:00からの『シン・ゴジラ』の地上波初放送に先駆けて、同日の昼から放送される同番組。関係者やファン1万人を対象にしたアンケートを実施し、これまで『ゴジラ』シリーズに登場した怪獣たちの人気ベスト20を選出して発表する。

シリーズ1作目から『シン・ゴジラ』までに登場した怪獣は約50種となり、ゴジラだけでなく、モスラやキングギドラ、ミニラなど様々な怪獣が登場。1位に選ばれた怪獣の作品は11月19日にBS朝日で放送される。MCは爆笑問題とウエンツ瑛士。さらにゴジラファンだという佐野史郎や有村昆、『ゴジラ』シリーズに出演経験のある西岡德馬、釈由美子、金子昇らも登場する。

なおテレビ朝日では『シン・ゴジラ』の地上波初放送を記念して様々な番組がゴジラとコラボレーション。『お願い!ランキング』では1週間にわたってゴジラにちなんだ企画を放送するほか、2016年にアニメ『クレヨンしんちゃん』で放送された『しんのすけ対シン・ゴジラ』を11月10日に再放送する。さらに東京・六本木にあるテレビ朝日本社1階アトリウムで、「シン・ゴジラ像」とアニメーション映画『GODZILLA 怪獣惑星』に登場する「アニメゴジラ像」の2体が11月16日まで展示されている。

■田中裕二(爆笑問題)のコメント
ゴジラはもう、みんなの中に実在していますよね。僕は最初に映画館で観た作品が『ゴジラ』で、いまだにその時のことは覚えています。あの時代の映画界における特撮技術が駆使されていて、いま観てもワクワクできる。50年前の作品がいまだにリアリティーを持っているというのは本当に凄いし、今回の番組で、後の世界の映画界に大きな影響を与えたというのが改めて実感できて嬉しかったです。
今回は、ゴジラ作品ではなく出てくる怪獣の人気投票ということで、それぞれの怪獣にまつわるストーリーや、存在にどういう意味があるかという紹介があって、とても興味深かったです。当時のスタッフの証言もあるので、ゴジラ好きの人にも知らないことがいっぱいあると思うし、今まで興味がなかったという人にも楽しめると思います。

■太田光(爆笑問題)のコメント
ゲストに来てくださった佐野史郎さんの熱が特に凄かった!当時の制作者の方々の裏話なども聞けて面白かったですね。
僕は初期の『ゴジラ』は見ていたんだけど、途中から離れてしまっていて...。でも今日あらためて見直すと、釈(由美子)ちゃんが出ていたりっていうのを知って、また見てみたくなりましたね。子どもの頃は、とにかく「どうやって『ゴジラ』に連れて行ってもらおうかな」って、毎年考えていましたよ。
幅広い世代の方が、それぞれのそういう思い出とともに『ゴジラ総選挙』を楽しんでもらえるのではないでしょうか。

■ウエンツ瑛士のコメント
今日この『ゴジラ総選挙』をやって、「ゴジラファンの人たちの熱量って凄いな」とあらためて感じました。これだけの歴史がある作品なので、途中で離れたりしていた方もいて、だけど最後にはまたファンとして戻ってきていて、やっぱり好きでしょうがない、そういう思いがとても伝わってきました。“その時代と当時の自分”っていうように、思い出が重なるのでしょうね。
僕は『ゴジラ』の映画自体はそこまでたくさん見たことはなかったのですが、だからこそ今日の総選挙はより楽しめました!とにかくVTRが面白くて、正直スタジオのトークよりも「早くVTRが見たい!」という気持ちになってしまいました(笑)。見ている視聴者の方も、同じ気持ちになってくれるんじゃないかなと思います!

■佐野史郎のコメント
ゴジラファンとして、今、どういった年代の人たちがゴジラを見て楽しんでいらっしゃるのか、最初はわからない部分があったのですが、今回の『ゴジラ総選挙』で、本当に幅広い世代の人々が、シリーズ全体を通して見ていらっしゃるんだな、ということがわかりました。最近では映画館でだけではなく、TVやPCなどいろいろなシチュエーションで楽しめるのも大きいのかもしれませんね。
ランキングにはいろいろな懐かしい怪獣が出てきましたが、ラドンやガイガンなどは意外だったな...(笑)。みんな最初に出会った『ゴジラ』の印象が強いのでしょう。でも、いい意味でランキングに裏切られたので、非常に嬉しかったです。
『ゴジラ総選挙』はいろんな切り口で『ゴジラ』の面白さを紹介してくれています。これまで『ゴジラ』にまったく興味がなかった方も、これをきっかけに映画を見てみようかな、と思っていただけたら、ゴジラファンとしても嬉しい限りです。

■有村昆のコメント
今回の「ゴジラ総選挙」は、ゴジラ63年の歴史を2時間で振り返ってしまう贅沢な企画です!
僕も今回改めてゴジラ作品をチェックして、シリアスな怖い怪獣もいれば、面白おかしい怪獣もいる。時代に応じていろいろなキャラクターが登場して面白いと思いました。63年間という長きにわたって新作を発表し続けることが出来たのは、エンターテインメントとしてのプロットがしっかりしているからです。『ゴジラ』シリーズを見たことがない方は、この「ゴジラ総選挙」はもちろん、『シン・ゴジラ』の地上波初放送もご覧いただいて、ゴジラに込められた日本人のアイデンティティーを感じていただきたいですね。ゴジラはあくまでも虚構ですが、現実にいるような気もしてしまう。それは、たとえば地震のような、現実に“明日くるかもしれない何か”を、ゴジラが象徴しているからかもしれません。
そんな見方で『ゴジラ』を見ていただくと、ただの子供向け怪獣映画ではない深い見方が出来ると思います。