ポールスターはWTCC世界ツーリングカー選手権にボルボV60ポールスターをベースとした新型セーフティカーを供給すると発表。週末のWTCC日本ラウンドで初登場する。
これまでもWTCCではV60ポールスターがベースのセーフティカーが使用されてきたが、今回導入されるのは2018年型V60ポールスターがベース。
従来モデルからはカーボンを使用しての軽量化と空力性能の効率化が図られており、ダウンフォース性能は30%向上。最高出力367馬力というパワーと改善されたハンドリング性能により、より迅速にアクシデントに対応できるという。
2018年型V60ポールスターの開発を担ったテッド・ビョークは「高い安全性と1年を通して運転できるドライバビリティがもたらす加速性能によって、ボルボV60ポールスターはセーフティカーに最適な1台に仕上がった」とコメントしている。
「空力性能が改善されたことで、サーキットで起こる緊急事態にも迅速に対応できる」
この2018年型ボルボV60ポールスター・セーフティカーは10月28~29日にツインリンクもてぎで開催されるWTCC日本ラウンドが初仕事。週末はレースを戦うWTCCマシンだけでなく、この新型セーフティカーも要チェックだ。