実写映画『鋼の錬金術師』が190以上の国々で公開されることが決定。あわせて新たなキャラクター映像が公開された。
昨日10月25日に『第30回東京国際映画祭』のオープニング作品として上映されたほか、11月17日からニューヨークで行なわれる『Anime NYC』のクロージング作品としてアメリカでのプレミア上映を予定している同作。曽利文彦監督は全米、ヨーロッパを含む190か国以上での公開について「その規模の大きさに正直驚いています。日本が誇る『鋼の錬金術師』の日本での映画化が、世界の皆さんにどう受け入れられるのか、今から本当に楽しみです」とコメントしている。
今回公開された映像は、エド&アル&ウィンリィ編、ホムンクルスチーム編、軍部チーム編の3種。エド&アル&ウィンリィ編では、山田涼介(Hey! Say! JUMP)演じるエドと鎧の身体をしたアルが争うシーンや、本田翼演じるウィンリィが涙を流す姿などが確認できる。
ホムンクルスチーム編では、松雪泰子演じるラスト、本郷奏多演じるエンヴィー、内山信二演じるグラトニーが邪悪な表情を見せている。また軍部チーム編ではディーン・フジオカ演じるマスタング大佐が炎を起こす様子や、蓮佛美沙子演じるホークアイが銃を構えるシーン、佐藤隆太演じるヒューズの姿に加え、大泉洋演じるタッカーが「試してみたいことがある」と話す場面が映し出されている。
12月1日から公開される『鋼の錬金術師』は、荒川弘による同名映画の実写版。「人体錬成」の代償として左足を失った国家錬金術師のエドと、体を全て失ったが、鎧に魂を定着させて一命を取り留めた弟のアルによる「賢者の石」を探す冒険を描く。
■曽利文彦監督のコメント
ロス、パリでのWエキスポを経て、今回の東京国際映画祭のオープニング上映、11月のニューヨークのAnime NYCではクロージング上映に選んでいただけるなど、世界中で話題となっている中、今回、世界190か国以上で公開が決まり、その規模の大きさに正直驚いています。日本が誇る「鋼の錬金術師」の日本での映画化が、世界の皆さんにどう受け入れられるのか、今から本当に楽しみです。そして、この“ハガレン”に日本映画の新たな可能性を見い出していただければ光栄です。