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カワサキ、東京モーターショーで新型Ninja400/250を発表。エンジン、フレームともに新設計

2017年10月25日 20:32  AUTOSPORT web

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東京モーターショーでお披露目された2018年モデルのニンジャ400
10月25日、東京ビッグサイトで開幕した『第45回東京モーターショー』で、カワサキがワールドプレミア車種を発表。Ninja400とNinja250が公開された。

 カワサキが今回発表したのはニンジャシリーズの400ccモデルと250ccモデルだ。ニンジャ250、400はともに新設計のエンジン、フレームでの登場だ。10年前にニンジャシリーズの世界戦略モデルとして生まれたニンジャ250。今回はその最新モデルで、エンジンとフレーム、そしてスタイリングまで刷新された。エンジンはさらにパワフルに、そして車体は軽量化している。

 新しいニンジャの開発キーワードは『High Class』、『Futuristic』。『ZX-10Rなどの上位スーパースポーツモデルを彷彿とさせるスタイル』であることと、『受け継いできたニンジャシリーズの形状をさらに進化させ、ニンジャブランドにふさわしい、カワサキらしさが反映されたモデル』であることにこだわって開発が進められたという。

 新しいニンジャはノーズが低くなりテールカウルを跳ね上げたスポーティなシルエットで、ハイエンドモデルらしいアグレッシブなスタイルを演出するためにあえて全体にボリュームを持たせている。カウリングの塗装面を大きくとり、シンプルで張りのあるテイストとなった。

 また、フロントフェイスはシャープで攻撃的、そしてフロントカウルの下からテールセクションに駆け上がるカウリングサインの形状により、カワサキらしいスタイルを実現。新設計となったエンジンは、ニンジャ250、ニンジャ400ともに水冷4ストローク並列2気筒だ。

 同じくワールドプレミアとして発表されたニンジャ400。今回、ニンジャ250では満足できないというユーザーの期待をさらに超えるモデルにすべく、ニンジャ250の兄弟車となる形で登場した。基本構造がニンジャ250と共通。250とほぼ同じ車体だが、装着タイヤが違っており、ニンジャ250はバイアスタイヤにたいし、ニンジャ400はラジアルタイヤを装着している。

 新型のニンジャは、これまでのモデルよりもさらにアグレッシブ、スポーティに、そして同時にユーザーに親しみやすいバイクに仕上がっているという。