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ヤマハ、東京モーターショーでロッシvsモトボットのエピソード3を公開。大型三輪バイクなども世界初披露

2017年10月25日 19:42  AUTOSPORT web

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ヤマハ 自律ライディングロボットMOTOBOT Ver.2(モトボット・バージョン2)
ヤマハは10月25日、東京・有明の東京ビッグサイトで開幕した『第45回東京モーターショー』に出展。大型リーニング・マルチ・ホイール(LMW)『NIKEN(ナイケン)』や四輪車両の『CROSS HUB CONCEPT(クロス・ハブ・コンセプト)』、自律ライディングロボット『MOTOBOT Ver.2(モトボット・バージョン2)』などを世界初公開した。



 二輪の展示モデルでは旋回時に高い安定感を生み出すLMWを搭載した大型モデル『ナイケン』がお披露目された。『ナイケン』には大型の水冷直列3気筒エンジンが搭載される予定で、2018年に投入されるようだ。排気量の発表についてはここではされなかった。

 四輪ではSUVコンセプトモデル『クロス・ハブ・コンセプト』を発表。このコンセプトモデルはシートをダイヤモンド型の配置とし、リヤにはモーターサイクル2台を積載することができる。

 また、2015年の東京モーターショーでロードレース世界選手権MotoGPに参戦するバレンティーノ・ロッシに挑戦状を出し話題となったモトボットのバージョン2も展示。会場ではモトボットのエピソード3が公開された。

 エピソード3では、バレンティーノ・ロッシがテストコースで記録した1分25秒740にモトボットが挑むというもの。モトボットは2017年の目標点である「200km/h以上でのサーキット走行」を実現したが、記録したタイムは1分57秒504とロッシには及ばなかった。

 そのほか、知能化技術を用いた『MOTOROiD(モトロイド)』や、LMW機構を備えたフロント2輪の小型電動たちノリモビリティ『TRITOWN(トリタウン)』、前後2輪の4輪LMWを搭載したモビリティ『MWC-4』も世界初披露。市販モデルでは、クルーザーモデルの『Star Venture(スターベンチャー)』やロードスポーツモデルの『XSR700 ABS』などが展示されている。