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関口雄飛、ふたたびF3マカオGPへ挑む。「気持ちはかなり燃えています」

2017年10月25日 19:12  AUTOSPORT web

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ふたたびF3マカオGPに挑戦することになった関口雄飛
FIA国際自動車連盟は、11月19日にマカオ・ギアサーキットで決勝レースが開催される伝統のマカオGP/FIA F3ワールドカップのエントリーリストを発表したが、このなかにスーパーフォーミュラ/スーパーGT500クラスでトップドライバーのひとりとして参戦する、関口雄飛の名が記された。

 関口は2011年に全日本F3のチャンピオンを獲得しており、マカオGPにも複数回挑戦。ただ、これまで現場で参戦が決まった2011年の4位が最高位で、いまだに勝利を飾ることができていなかった。しかし今季、長年関口を支えるB-MAX RACING TEAMとともに、4回目の挑戦で勝利を狙いにいくことになった。

「スーパーフォーミュラ最終戦が台風で中止という不完全燃焼で終わってしまいましたが、マカオF3に参戦することが決まり、“レーサー関口雄飛”として気持ちはかなり燃えています」と関口。

「F1を目指す若手F3ドライバーたちのピリピリした雰囲気の中に自分を投げ込むことによって、いつもと違った刺激を受け、レーシングドライバーとして常に新しい挑戦を続けていきたいと思っています。個人的にはマカオで表彰台に立てていないので、そのリベンジの意味もあります」

 すでに関口はF3でのテストも行っているとのことだが、雨により30分のみの走行に。ただ「ぶっつけ本番ですが、自分の経験でどこまでカバーできるかも楽しみです」とむしろチャレンジを楽しみにしているようだ。

 また、F4やF3で関口の才能を信じ、チャンスを与えてきたB-MAX RACING TEAMの組田龍司代表とともにレースに挑めることも、関口にとっては楽しみなようだ。「今回、日本のチームとして参戦するB-MAX RACING TEAMの組田社長と一緒に世界で戦うチャンスを得られたのも縁だと思います」と関口は言う。組田代表は今季レーシングドライバー『DRAGON』としてF3-Nのチャンピオンを獲得したが、関口は組田代表のドライビングの“先生”のひとりでもあり、お互いに深い信頼関係がある。

「精一杯、僕の速さをマカオの市街地サーキットで見せてきたいと思っています。応援よろしくお願いします」