関口は2011年に全日本F3のチャンピオンを獲得しており、マカオGPにも複数回挑戦。ただ、これまで現場で参戦が決まった2011年の4位が最高位で、いまだに勝利を飾ることができていなかった。しかし今季、長年関口を支えるB-MAX RACING TEAMとともに、4回目の挑戦で勝利を狙いにいくことになった。
また、F4やF3で関口の才能を信じ、チャンスを与えてきたB-MAX RACING TEAMの組田龍司代表とともにレースに挑めることも、関口にとっては楽しみなようだ。「今回、日本のチームとして参戦するB-MAX RACING TEAMの組田社長と一緒に世界で戦うチャンスを得られたのも縁だと思います」と関口は言う。組田代表は今季レーシングドライバー『DRAGON』としてF3-Nのチャンピオンを獲得したが、関口は組田代表のドライビングの“先生”のひとりでもあり、お互いに深い信頼関係がある。