ジャガーのフラッグシップとなるラグジュアリー・サルーン『XJ』が、2018年モデルに刷新され上陸。同時にシリーズ最強となる最高出力575馬力を誇る『XJR575』を新たに追加し、全6グレードのラインアップで10月13日から受注開始となっている。
この『XJ』をヒエラルキーの頂点に、その弟分となる『XF』、『XE』に先行して導入されてきたインフォテインメント系の強化刷新をメインに2018年モデルへと更新された『XJ』は、従来よりも大型化した10.2インチ静電式タッチスクリーンのインフォテインメント・システム『Touch Pro』にInControlの通信機能を備えたプロテクトを標準装備し、緊急時にはスマートロードサイドアシスタンスやSOS緊急コールが利用可能に。
またコネクティビティ機能も強化され、通信が4G対応となり最大8台の機器を接続することができるWi-Fiホットスポットによる高速インターネット環境がオプションで用意された。
その他、レーンデパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告)、レーンキープ・アシスト、ドライバー・コンディション・モニターなどの安全機能を全グレードに標準装備し、フラッグシップ・サルーンに相応しい安全装備が揃うこととなった。
また、エンジンは従来まで用意されていた2リッター4気筒直噴ターボが廃止され、3リッターV型6気筒スーパーチャージド・ガソリンと5リッターV型8気筒スーパーチャージド・ガソリンの出力違い、計3種類6グレードに更新。
その頂点に、最高出力575PS・最大トルク700Nm、0-100km/h加速4.4秒を記録する『XJ』史上最もパワフルな『XJR575』が追加された。
この『XJR575』では、そのパフォーマンスに合わせてエクステリア、インテリアともに専用のデザインを多数採用。
グロスブラック仕上げのリヤスポイラー、サイドシル、フロントバンパー、ローワー・エアインテーク、ツインボンネットルーバーのほか、レッド・キャリパーを装着した20インチのファラロン・グロスブラックのホイールや、SVO(スペシャル・ビークル・オペレーションズ)特別カラーのベロシティブルーとサテンコリスグレーのエクステリアカラーが選択可能となっている。
またインテリアではソフトグレインレザーを採用し、ピメントステッチを施したエボニーもしくはエボニーステッチを施したアイボリーの2種類を用意。さらに、トレッドプレートとダッシュボードに『XJR575』バッジを、フロント&リヤのダイヤモンド・キルトシートには専用の刺繍が配され、他のグレードとは一線を画す仕立てとされる。
全ラインアップでは14色のボディカラーが用意され、価格は新たなベースグレードとなる『XJ LUXURY』の1149万円から、『XJR AUTOBIOGRAPHY LONG WHEELBASE』の2069万円までとなり、注目の『XJR575』は1887万円となっている。
Jaguarウェブサイト:http://www.jaguar.co.jp/index.html
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