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鈴鹿サーキット、台風21号による被害状況を発表。200Rで土砂崩れも復旧に向け作業進める

2017年10月25日 18:02  AUTOSPORT web

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台風接近により、荒天が予想されるためにスーパーフォーミュラ最終戦は中止となった
鈴鹿サーキットを運営するモビリティランドは10月25日、10月21~23日にかけて日本を縦断した台風21号による被害状況を報告。国際レーシングコースの西コースエリアの一部に損傷があり、西コースの走行を見合わせているという。

 近年まれに見る強い勢力で日本列島を縦断した台風21号。この影響で河川が氾濫する地域もあったほか、交通機関にも影響が出るなど、全国に爪あとを残している。

 鈴鹿サーキットも台風の影響を受け、週末に開催を予定していた全日本スーパーフォーミュラ選手権最終戦の決勝レースを開催中止としていた。

 今回の発表によれば、この台風21号がもたらした強い雨と風の影響で、鈴鹿サーキットの国際レーシングコースのうち、西コースエリアに被害が発生。200Rコーナー左側で土砂崩れが発生しているという。

 そのため現在は西コースでの走行を見合わせており、復旧作業および安全確認を進めているとのこと。

 なお、11月4~5日に開催予定の全日本ロードレース選手権の最終戦『2017 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ最終戦 第49回MFJグランプリ スーパーバイクレース in 鈴鹿』については、予定通りフルコースで開催するという。

 ただし、今後の天候やそのほかの状況により、復旧作業に遅れが出た場合は開催コースを変更する場合があるとしている。