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ホンダ、東京モーターショーでEVコンセプトなど世界初公開。スーパーカブ、モンキーの実車も

2017年10月25日 16:32  AUTOSPORT web

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Honda Sports EV Concept
ホンダは10月25日に東京・有明の東京ビッグサイトで開幕した『第45回東京モーターショー』に出展。『Honda Sports EV Concept』や『Neo Sports Café Concept』といったコンセプトモデルを世界初公開した。

 四輪の展示モデルとしては、コンパクトボディにEV性能と人工知能(AI)を組み合わせ、“操る喜び”の実現を目指したというスポーツEVコンセプトのほか、新開発のEV専用プラットフォームを採用した『Honda Urban EV Concept』などがお披露目された。

 このアーバンEVコンセプトについては、これをベースに開発した市販車を2020年に日本国内で販売するということだ。

 そのほか、自動運転技術とAIを搭載したコンセプトモデル『Honda NeuV』のほか、2018年の国内発売を予定している『ホンダCR-V』、『クラリティPHEV』も展示された。

 二輪では、スポーツバイクの楽しさと美しさ、新世代の車体パッケージを融合させたネイキッドスポーツコンセプトであるネオ・スポーツ・カフェ・コンセプトに加え、ロボティクスで培ったバランス制御技術を応用した『Honda Riding Assist-e』も展示されている。

 そのほか、スーパーカブの世界生産累計1億台突破と2018年に迎える誕生60周年を記念した『スーパーカブ110 1億台記念車』、初代スーパーカブを進化させた『スーパーカブ C125』、モンキーの新たな魅力を追求した『モンキー125』なども展示された。

 発表会で、ホンダの八郷隆弘代表取締役社長は「今後も引き続き、二輪車・四輪車ともに、強みであるグローバルモデルのラインアップを強化し、魅力ある商品を幅広く、世界中のお客様にお届けしていきます」と語っている。

「さらに『カーボンフリー社会の実現』に向け、技術・商品の開発に取り組んでいます。ガソリンモデルの低公害化・低燃費化を進め、四輪車においては、ハイブリッドモデルのラインアップを拡充してきました。今後もハイブリッドモデル、プラグインハイブリッドモデル、EVモデルを強化しますが、電動化技術を搭載したモデルにおいても、『役立つ喜び』・『操る喜び』を実現していきます」

「ホンダは、お客様の生活の可能性を拡げるチャレンジを今後も続けてまいります」