スバルは10月25日、東京・有明の東京ビッグサイトで開幕した『第45回東京モーターショー』で、コンセプトモデル『SUBARU VIZIV PERFORMANCE CONCEPT』を世界初公開した。
スバルVIZIVシリーズは、同社が提案する「安心で愉しいクルマづくりの将来ビジョン」を具現化したコンセプトモデルだ。
今回発表されたモデルはシリーズ初のセダンボディとなり、WRC世界ラリー選手権を席巻したインプレッサや、ニュルブルクリンク24時間耐久レースなどを戦うスバルWRXといった走りを象徴するモデル、水平対向エンジンを核としたシンメトリカルAWDをイメージソースに、今後もスバルが追求していく『走る愉しさ』をスポーツセダンとして表現している。
具体的には、低重心で前進感のある硬質なボディと張り出したフェンダーの造形に加え、バンパーやフェンダーなど各所にカーボンパーツが採用されており、走りのパフォーマンスが強調されている。
また立体的に構築されたフロントグリルとホークアイヘッドランプで水平対向エンジンが表現されたほか、ボディの四隅のフェンダーを強調することでシンメトリカルAWDの信頼感を訴求したとのこと。
また進化型アイサイトと各種デバイスを組み合わせた高度運転支援技術も重要な要素だ。コンセプトモデルでは、2020年頃に実現を見込んでいる技術を上述の水平対向エンジンやシンメトリカルAWDによるハイパフォーマンスと融合させ、スバルならではの「安心で愉しいスポーツセダン像」を表現している。
この『SUBARU VIZIV PERFORMANCE CONCEPT』は11月5日まで行われる第45回東京モーターショーで展示される。