トップへ

レクサス“F”10周年の特別仕様車を2018年春発売。自動技術満載のコンセプトカーも発表

2017年10月25日 12:02  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

レクサスRC F特別仕様車
レクサスは10月25日に開幕した『第45回東京モーターショー』で、同社のスポーツモデル“F”誕生10周年を記念した限定モデル『レクサスRC F』、『レクサスGS F』の特別仕様車を発表。あわせて、自動運転技術を提案するコンセプト『LS+ Concept』を世界初公開した。

 Fモデルは、2007年のレクサスIS F発売以来、「走りを楽しみたい人なら誰でも、運転スキルに関係なく笑顔になれるスポーツカー」をテーマに開発が続けられてきた。

 今回、東京モーターショーで発表されたRC FとGS Fの10周年記念特別仕様車は、パフォーマンスダンパーや軽量チタンマフラーを特別装備し、Fモデルらしい走行性能を追求。またエクステリアにCFRP(炭素繊維強化プラスチック)が採用され、スポーティな外観に仕上がっている。

 カラーリングも外板色をマットグレー、内装にFモデルのシンボルカラーであるヒートブルーをアクセントとして使い、個性を際立たせているという。

 両モデルとも2018年春ごろに全国のレクサス販売店を通じて、台数限定で発売される予定だ。

 あわせて発表されたコンセプトモデル『LS+ Concept』は、レクサスのフラッグシップセダン『LS』の将来像を示唆し、最先端技術を搭載したコンセプトカー。

 デザイン面では、同社のデザインフィロソフィーに基づき、フラッグシップモデルにふさわしい「威厳ある表情」となっており、大型グリルの採用で冷却性能と空力性能を両立。そのほか灯火類の一部をレーザー光源としたほか、電子アウターミラーを採用している。

 自動運転技術については、トヨタが2020年からの実用化を見据えて開発している『Highway Teammate』を採用。高速道路などの入口ランプから出口ランプまで自動走行を可能にするという。

 そのほか、クルマとデーターセンター間で通信を行い、ソフトウェア更新を行うことで機能の追加を図るほか、道路や周辺データなどのビッグデータで学習させた人工知能(AI)を活用することで、より高性能な自動運転を実現するという。

 これら3台の車両は10月28日に一般公開初日を迎える第45回東京モーターショーで公開される。