WTCC世界ツーリングカー選手権を運営するユーロスポーツ・イベントは、10月28~29日に栃木県のツインリンクもてぎで開催される第8ラウンドについて、変更されたタイムスケジュールを発表した。
ツインリンクもてぎで開催されるWTCCは、本来であれば10月27日(金)から公式スケジュールがスタートし、28日(土)には2回のフリープラクティスが午前に、午後にはノックアウト予選とMAC3が行われ、29日(日)はオープニングレース/メインレースが行われる予定だった。
しかし、台風の影響により前ラウンドの開催地であった中国からの輸送に遅れが生じ、ツインリンクもてぎからはタイムスケジュールが変更されることが発表されていた。今回WTCCによってリスケジューリングされたスケジュールは下記のとおりだ。28日(土)はフリープラクティスが1回のみ行われ、あとはすべて29日(日)に行われる。
WTCCツインリンクもてぎ 変更後タイムスケジュール
10月28日(土)
15:15~16:00 フリープラクティス1
10月29日(日)
08:00~08:45 フリープラクティス2
09:40~10:00 予選Q1
10:05~10:15 予選Q2
10:20~ 予選Q3
10:40~10:55 WTCC MAC3
14:15~14:40 オープニングレース
15:30~16:00 メインレース
29日は本来、WTCC自体の午前中のスケジュールはほとんど入っていなかったこともあり、午後の2レースは本来の時間からは30分しかずらされていない。ただ、この変更によってプロモーションイベントがどう変更されるかは今後の発表を待たなければならないところだ。輸送の遅れは残念なところだが、ある意味ワンデーで予選、MAC3、決勝とすべてを楽しめるチャンスとも言えるかもしれない。
「残念ながら我々では天候はコントロールすることはできないが、テレビで観るファンやツインリンクもてぎを訪れる人たちに不便がないようにしたい」というのは、ユーロスポーツ・イベントのフランソワ・リベイロ。
「WTCCのオフィシャルロジスティクスパートナーであるDHLをはじめ、多くのロジスティクスやコンサルタントのスタッフが、遅れを最小限にするべく働いてくれている。忙しい日曜日になると思うが、私たちは過去にもタイムスケジュールのずれを管理してきた。素晴らしいショーを楽しみにしているよ」