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キム・キャトラル 『SATC』共演者達とは「友情なんてなかった」

2017年10月24日 17:44  Techinsight Japan

Techinsight Japan

キム・キャトラル(右から2人目)「彼女達は友達じゃない」(画像は『Sex and the City 2 2016年5月7日付Facebook「Don’t miss a night out with #SexAndTheCity: The Movie on Digital HD.」』のスクリーンショット)
『セックス・アンド・ザ・シティ』のサマンサ・ジョーンズ役で日本でも人気を博したキム・キャトラル(61)が、このほど同シリーズで親友を演じた女優達について言及。ドラマでは絆の強いところを見せたものの、「彼女らは友達なんかじゃなかった」と吐き捨てた。また映画化までされた同シリーズだが、キムについては「とっくにムーブオン済み」。さらなる映画化などを望む声は多いが、ファンに対しても「いい加減に忘れてほしい」というのが本音であった。

サラ・ジェシカ・パーカー、クリスティン・デイヴィス、そしてシンシア・ニクソンと共に『セックス・アンド・ザ・シティ(SATC)』に出演し、息の合った演技を見せたキム・キャトラル。この4人の織りなすドラマを見た世界中の女性達が「あんな女同士の友情って羨ましい!」と憧れたものだが、キムは彼女達と親しくはなかったという。このほどテレビ番組『Piers Morgan's Life Stories』に出演したキムは、このように語っている。

「ドラマのなか以外では、あんな友情なんてありもしなかったわ。」

最後に共演者らと話した時期については「覚えていない」とのこと。キムは彼女達との関係について、さらにこう明かしている。

「私達は友達なんかじゃなかった。同僚なのよ。仕事とプライベートがハッキリと区切れていて、そういう意味ではこのほうが健康的だわ。」

また同シリーズの再びの映画化を望むファンが多いなか、キムは「もうSATCに出演する時期はお終い。新たなチャプターを目指したい」とのこと。特にキライなのはサラらしく、「もっと親切な振る舞いもできたでしょうに」「彼女の問題が何なのか、見当もつかない」と痛烈に批判している。また映画『SATC 3』の話が進まぬ理由として「キムがトンデモない要求をいくつも突きつけたせい」とする報道もあったが、キムの本音は…?

「悪者にされたって気分よ。今も嫌な気分だわ。私は金銭やプロジェクトを要求したワケじゃない。ディーヴァと思われるなんて、まったく馬鹿げているわよ。」
「ただ私はもうあの役を演じ終えているの。なのに(2度の映画化があったせいで)演じ続けたわ。楽しかったけれど、(さらに映画を撮るのなら)別の女優に私の役を演じさせればいいのよ。」
「アフリカ系アメリカ人版のサマンサ・ジョーンズ、ヒスパニック系のサマンサ・ジョーンズ、または別のキャラクターを投入すればいいのに。」

また今後も『SATC』が映画などの形で続くことに異論はないもようで、「私は観客席から応援したい」とも述べている。ちなみに同シリーズへの出演で多忙を極めたキムは、仕事を優先し恋愛も何度かダメにしてしまったとのこと。40代の頃には体外受精を検討したものの、ドラマ撮影で忙しく実現に至らなかったという。

そんなキムはSNSで「なぜ『SATC』に見切りをつけるのか」とファンに問われたこともある。その際は「20年もサマンサを演じたのよ。でもムーブオンするの。あなたもムーブオンすべき」と返信し、同シリーズに未練がないことを明かしていた。残念ながら、この様子ではオリジナルメンバー揃っての映画第3弾は難しそうだ。仮に実現しても、キム以外がサマンサを演じる、もしくは別キャラクターを投入するといったやり方では、多くのファンが納得しないだろう。

画像は『Sex and the City 2 2016年5月7日付Facebook「Don’t miss a night out with #SexAndTheCity: The Movie on Digital HD.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)