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ウーマン村本「国民が政治に関心を持てるようにしろ」にツッコミ相次ぐ 「なんでこんなに受け身なの」と疑問の声も

2017年10月24日 14:41  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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最近は、政治についての発言で話題を呼ぶことが多かった、ウーマンラッシュアワーの村本大輔さん。討論番組「朝まで生テレビ!」(テレビ朝日)にも出演するなど"論客"としての地歩を固めつつあるようだ。

それにも関わらず10月23日には、衆院選の投票に行かなかったと報告し、物議を呼んだ。また同日、

「立憲民主は民主って名前がついてんだなら民の主でしょ。なら主人らしく、選挙に行かなかった人の気持ちを考えろよ。民衆の声が、刃になって暴走した与党を冷静にさせるんだから。刃を大きくする、つまり国民に政治に関心をもたせろ」

ともツイート。「民主主義を理解していない」「なんでこんなに受け身なんだ」とツッコミが殺到する事態になっている。

「台風の中、選挙にいかせるぐらい政治に興味をもたせろ」

村本さんが「民主って名前がついてんなら民の主でしょ」と言ったことに対して、ネットでは、

「民『の』主じゃなくて民『が』主でしょ?」
「民主主義の民主は『民が主』であって『民の主』ではない」

と指摘する声が相次いでいた。実際、立憲民主党の枝野幸男代表も、「皆で話し合って、納得できるように物事を決めていく」という民主主義の理念を政党の名前に込めたと説明している。

ただ、村本さんが訴えたかったのは、「国民に政治に関心をもたせろ」ということだろう。先のツイートの1時間ほど前には、

「僕は今年は選挙に行かなかった。全国民で選挙に行かなかったやつの方が多い。多数決の多数が国民の総意なら、選挙に興味なかった俺たちが国民の総意。わがままを言う。台風の中、選挙にいかせるぐらい政治に興味をもたせろ」

ともつぶやいていた。

報道によると、22日に投開票された第48回衆院選の投票率は、53.6%だった。「選挙に行かなかったやつの方が多い」というのは間違いだが、ほぼ半数の人が投票に行っていない。村本さんは、半数近い人が政治に興味を持てないのは、政治家の責任である、と言いたいようだ。

「勉強してから言えというコメントあるけど勉強はしない」

政治に関心が持てるようにしてほしい、という一見受け身にも思える主張の背景には、「余裕がなくて政治に関心を持てない人がいる」「政治の話は難しい」という考えがあるようだ。

「昨日、朝ナマの出演者が、政治意識の低い有権者が悪いと言ってた。けど政治は民主主義、税金払ってるんだから田舎の自分の仕事でいっぱいいっぱいで興味ない人を切り捨てるな」

政治意識が低いのは、生活に余裕がないからなのかもしれない。そうした人を「政治意識が低い」と言って責めても仕方がない。また村本さんは、

「勉強してから言えというコメントあるけど勉強はしない。勉強してない興味ない人の声をあの場に届けるため。わからない人のために説明してることがわらかない人もいる。ほんとにわからないおれがあの場でわかるまで聞く必要がこの投票行かなかった人が多数いる日本には、ある」

ともつぶやいている。政治のことがわからずに興味を持てない人もいる、テレビ番組の説明でもわからない人がいる。「投票に行け」「意識が低い」と言う前に、政治家や評論家がもっとわかりやすく説明する必要がある、ということらしい。村本さんの今後の活躍に期待したい。