2017年F1アメリカGP決勝で、フォース・インディアのセルジオ・ペレスは8位、エステバン・オコンは6位だった。
■サハラ・フォース・インディアF1チーム
セルジオ・ペレス 決勝=8位
難しいレースを戦い抜いて、またポイントを持ち帰れたことに満足している。昨日の予選での不振を取り戻すために、僕はかなりアグレッシブな戦略を試み、かなり早めにピットストップをして(フェリペ・)マッサと(カルロス・)サインツJrをアンダーカットした。そして、コース上で(フェルナンド・)アロンソをパスして、エステバン(・オコン)にも迫っていった。
その時点では、ずっとタイヤをセーブしてきたので、僕の方がペースが速いと思っていたのだが、トラフィックの中を走ったことでタイヤを傷め、徐々に離されてしまった。あそこですぐにエステバンを抜いていたら、どうなっていたか分からないと思う。僕はもう少しうまくタイヤを温存できたかもしれないからだ。
その後、サインツJrに背後につかれた時には、彼の方がずっと新しいタイヤを履いていたので、もう手も足も出なかった。終盤には(ダニール・)クビアトとマッサに攻め立てられ、最後の数周の間、マッサを抑え続けるのは容易なことではなかったよ。もうタイヤが限界を迎えていたからね。それでも、何とか8位でフィニッシュできてうれしい。チームにとってもよい結果だったので、大いによろこんでいいと思う。
エステバン・オコン 決勝=6位
6位に入れたことに満足している。特に終盤はサインツJrに強烈なプレッシャーをかけられて、決して楽なレースではなかったからね。僕はレースのかなりの部分をペースのマネジメントに費やし、1ストップの戦略を機能させるためにタイヤを守っていた。チームからも、ここでプッシュしろとか、ペースをコントロールしろという指示が出されていたんだ。6位入賞という結果は、そうした判断がほぼ完璧だったという証拠だ。
レースが始まる前に、グリッド上でクルマの制御ユニットに問題が起きたが、チームがいい仕事をして、スタートに間に合うように修理を終わらせてくれた。今日はクルマが速くて、いいペースを維持できたし、今回もまた僕らに可能な範囲で最高の成績を手に入れたと感じつつ、レースを終えることができた。