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フェルスタッペン、ペナルティに納得せず「話も聞かずに表彰台を取り上げるなんて」:レッドブル F1

2017年10月23日 17:12  AUTOSPORT web

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2017年F1第17戦アメリカGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3位表彰台をチームと喜ぶが、後に降格へ
2017年F1アメリカGP決勝で、レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは4位だった。

 16番グリッドから追い上げ、ファイナルラップで3位のキミ・ライコネンを抜いて、表彰式の準備をしていたが、オーバーテイクの際にコース外を利用したとして、5秒加算のペナルティを受け、4位に降格された。

マックス・フェルスタッペン 決勝=4位
 レースを走り切って、いい気分だけれど、表彰台に上る準備をしていた時にその権利を奪われるというのは、決して気持ちのいいものではない。少なくともまずはスチュワードルームに僕らを呼んで、僕らが意見を言う機会をくれるべきだ。

 すごいレースをしたと思う。4位まで上がれてうれしいよ。でも4位になった経緯は辛いものだ。5秒のペナルティを受け、ペナルティポイント1を加算された。どうしてか? トラックリミットのない箇所ではみ出したからだ。そこでは週末を通して皆がコース外を使って走っていたというのに、なぜ僕は罰を受けるんだ? 規則では、僕らが抗議することは許されていないから、次のメキシコに気持ちを向けるしかない。変な規則だよ。

 今日は何度も前のクルマにチャレンジし、何度もオーバーテイクを決めて、最高のレースを披露した。なのにほんの5センチか10センチ外に出たことで、リザルトが変わってしまった。そんなこと、ファンは喜ばないよ。

 今日はずいぶんと楽しんで、いいレースをした。すごいオーバーテイクを決められたと思っているし、ペースもマシンバランスもよく、リズムに乗って走ることができた。それを考えると、次のメキシコではエンジンペナルティは受けないから、上位のグリッドからスタートし、もっといい結果を出せるんじゃないかな。