リカルド「トラブルで最後まで戦えず。次戦はエンジン交換が必要に」：レッドブル F1アメリカGP日曜

2017年F1アメリカGP決勝で、レッドブル・レーシングのダニエル・リカルドはトラブルのためリタイアを喫した。

■レッドブル・レーシング
ダニエル・リカルド　決勝＝リタイア
　レースを早めに終えなければならないのは、当然うれしいことではない。接触事故がたくさん起きていたから、まさかメカニカルトラブルでリタイアする羽目になるとは思わなかった。走り切ることができず、本当にがっかりしている。

　今日はすべての力を引き出して戦おうとしていた。バトルをしていた時は楽しかったけれど、同時にフラストレーションもたまった。序盤、バルテリ（・ボッタス）の後ろを走っていた時、彼よりも速かったのに、追い抜こうと思っても、ずっと後ろからアクションを起こすしかなく、楽ではなかった。なんとか仕留めようと何度もトライしたが、成功しなかった。どうすればいいのかと悩みつつ彼の後ろで走りながら週末を終えるつもりはなかったから、トライしたことに悔いはない。バトルを続けられなかったことが悔しいだけだ。

　それでも走っている時は楽しかった。バルテリをオーバーテイクしようとするたび、彼はポジションを取り戻して、そうすると「OK、またトライしよう」と思うんだ。

（今回エンジントラブルが起きたため次戦は交換が必要になり）メキシコではペナルティを受けて後方からスタートしなければならないと思う。でも何とか頑張ってポジションを上げていくつもりだよ。今日のような走りをメキシコでも見せたいね。