2017年F1アメリカGP決勝で、フェラーリのセバスチャン・ベッテルは2位だった。
■スクーデリア・フェラーリ
セバスチャン・ベッテル 決勝=2位
スタートはうまくいったね。日本でもスタートはよかったんだけど、パワーがなくなった。でも今回は問題なくてよかった。リズムに乗って走れたけれど、数周するとタイヤが熱くなりすぎて苦労した。
勝ちたかったのに勝てなくて、がっかりしている。僕らは正しい方向に進んでいるけれど、いろいろなことが起きる。でもそれは不運とか他の人のせいとかではないんだ。すべて僕ら自身が対処すべき問題だから、それは認めなければならない。強さがありながら、レースができなかったこともあって、そういうときはより一層辛い。
ポジティブな要素もあるが、2位は僕らが目指してきた結果ではないから、最高の一日だったとは言えない。
(ルイス・ハミルトンをスタートで抜いたものの、その後、抜き返されたことについて語り)ルイスには簡単に追いつかれてしまった。簡単にDRS圏内に入られてしまったんだ。ブロックしようとした。もっと激しく抵抗することもできただろうけど、彼の方が圧倒的に速かったから、そんなことをしても意味はなかった。
トップを走りながら、その位置を失ったときは、もちろんがっかりする。でも彼らとのペース差を見れば、今日は僕らに勝ち目はなかったと思う。
自分がこんなに苦労するとは思っていなかった。ファーストスティントではタイヤで苦しんだ。終盤は通常の状態に戻ってきたけれど、そのころにはもう遅かった。