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ベッテル「首位を維持できず悔しいが、ハミルトンは速すぎて勝負にならなかった」フェラーリF1

2017年10月23日 15:22  AUTOSPORT web

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2017年F1第17戦アメリカGP セバスチャン・ベッテルとルイス・ハミルトンが健闘を称えあう
2017年F1アメリカGP決勝で、フェラーリのセバスチャン・ベッテルは2位だった。
    
■スクーデリア・フェラーリ
セバスチャン・ベッテル 決勝=2位
 スタートはうまくいったね。日本でもスタートはよかったんだけど、パワーがなくなった。でも今回は問題なくてよかった。リズムに乗って走れたけれど、数周するとタイヤが熱くなりすぎて苦労した。

 勝ちたかったのに勝てなくて、がっかりしている。僕らは正しい方向に進んでいるけれど、いろいろなことが起きる。でもそれは不運とか他の人のせいとかではないんだ。すべて僕ら自身が対処すべき問題だから、それは認めなければならない。強さがありながら、レースができなかったこともあって、そういうときはより一層辛い。

 ポジティブな要素もあるが、2位は僕らが目指してきた結果ではないから、最高の一日だったとは言えない。

(ルイス・ハミルトンをスタートで抜いたものの、その後、抜き返されたことについて語り)ルイスには簡単に追いつかれてしまった。簡単にDRS圏内に入られてしまったんだ。ブロックしようとした。もっと激しく抵抗することもできただろうけど、彼の方が圧倒的に速かったから、そんなことをしても意味はなかった。

 トップを走りながら、その位置を失ったときは、もちろんがっかりする。でも彼らとのペース差を見れば、今日は僕らに勝ち目はなかったと思う。

 自分がこんなに苦労するとは思っていなかった。ファーストスティントではタイヤで苦しんだ。終盤は通常の状態に戻ってきたけれど、そのころにはもう遅かった。