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MotoGP:鈴鹿8耐優勝ライダー、ファン・デル・マークがフォルガーの代役でマレーシアGP参戦

2017年10月23日 14:32  AUTOSPORT web

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フォルガーの代役としてMotoGPマレーシアGPに参戦するファン・デル・マーク
ヤマハは、体調不良のため日本GPから欠場しているジョナス・フォルガー(モンスター・ヤマハ・テック3)の代役として、第17戦マレーシアGPにスーパーバイク世界選手権(SBK)に参戦中のマイケル・ファン・デル・マークを起用すると発表した。

 24歳のオランダ人ライダーであるファン・デル・マークは2017年シーズン、PATAヤマハ・オフィシャルワールドSBKチームよりSBKに参戦。表彰台を2度獲得し、現在SBKポイントランキング6位につけている。また、2017年鈴鹿8時間耐久ロードレースでは、ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームより参戦し、ヤマハ3連覇の立役者にもなった。

 ファン・デル・マークはMotoGPアラゴンGPでバレンティーノ・ロッシ(モビスター・ヤマハMotoGP)の代役として起用される予定だったが、ロッシが復帰したことによりアラゴンでのMotoGPデビューは実現しなかった。

 ファン・デル・マークはセパンでのSBKレース経験があり、ここ数戦のSBKの結果からフォルガーの代役として起用されることになった。アラゴンでのMotoGPデビューをセパンで叶える形となったファン・デル・マークは、次のようにコメントしている。

「数週間前にMotoGPマシンに乗るチャンスを逃してしまったが、テック3のエルベ・ポンシャラル(チームマネージャー)から声がかかったんだ。幸い僕はセパンのコースはSBKで経験があるけど、MotoGPライダーたちは開幕前のテストでも走っているから、みんな速いと思う」

「だからレースウイークを楽しみ、自分自身、前進したいし、YZR-M1をどうやってライディングするかを考えたい。現在、僕はSBKで勢いがあるから、このMotoGP参戦はいいタイミングだと思うんだ。MotoGPマシンに乗るのがとても楽しみだし、このチャンスを与えてくれたポンシャラルとヤマハに感謝したい」