2017年F1アメリカGP決勝で、マクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーンは12位だった。
日曜朝にバンドーンのMGU-Hに問題が見つかり、ピットレーンオープンまで十分な時間がなかったため、パワーユニット全体を交換するという決断がなされた。バンドーンは金曜に新しいICEを入れたため、5グリッド降格が決まっていたが、これに加えて25グリッドダウンのペナルティが科され、最後尾20番グリッドからスタートすることになった。何度かオーバーテイクをして順位を上げていったものの、バンドーンは最終的にはポイント圏内には届かなかった。
■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
ストフェル・バンドーン 決勝=12位
かなりエキサイティングなレースだったよ! 予選で苦労し、最後尾からスタートしたけれど、今日はすごくいいパフォーマンスを見せることができたと思う。ポイントは取れなかったけどね。
コーナーで何度も実力でオーバーテイクを成功させたんだ。僕らは直線スピードが遅いから、他のマシンを抜くことにはあまり期待していなかった。戦略もよかったし、コース上でいいバトルをした。自分のペースに満足だし、今日はポテンシャルを最大限に引き出したと言える。ポイント獲得まであと少しだったから、届かなくて残念だけど、ペナルティを受けて最後尾からスタートすると決まった時点で、苦労することは分かっていた。
コース上でオーバーテイクできると満足感が高い。競争力もまずまずだったと思うから、心強いよ。ただ、これからのレースで様子を見ていく必要があるね。僕らと相性がいいコースと、そうでもないコースがある。ここではポイントを獲得できるはずだったけど、うまくいかなかった。
メキシコでペナルティを受けずに済む保証はないが、チャンスが訪れたらそれを最大限に生かしていきたいね。