『X-MEN』シリーズで「ジーン・グレイ」を演じていた女優ファムケ・ヤンセン(52)彼女が同シリーズへの出演が突然途絶えた経緯について驚くような発言をし、メディアを騒がせた。
このほど女優ファムケ・ヤンセンは「Skin Cancer Foundation」が開催したガラに登場。 『Us Weekly』の取材に応じ、
『X-MEN』シリーズへの出演が途絶えた理由をこのように明かした。
「あのシリーズへの出演を私が諦めた、なんて事実はないの。要するに制作陣が私を見捨てたのよ。」
ちなみに2016年公開の『X-MEN: アポカリプス』ではファムケではなくソフィー・ターナーが起用され、ソフィーが「若き日のジーン」を熱演。これについて、ファムケはこう語っている。
「あれってプロデューサー達が決めたことなの。」
「つまり、男達が“もっと若いモデルのようなタイプ”と私のような女性を交換するってわけ。」
なおファムケはかつて、ソフィーからメールが来たことを明かし、「“(ジーン・グレイとして)撮影に入る前に何か助言はないでしょうか”と聞かれたわ」「助言なんて不要よ、あなたなら完璧って答えたの。映画を観るのが楽しみだわ」と話していたのだが、本音は違ったもよう。
「『X-MEN』シリーズの制作陣は、こういうことを何年も続けてきたの。女性は別の女優と交代させられる。だから(女性キャラクターが)年齢を重ねたバーションは見られない。男性キャストはそうではないのに。要するに女性差別ってこと。」
今もテレビや映画の世界で活躍しているファムケだが、『X-MEN』シリーズ制作陣については少なからず苛立ったもよう。しかし同シリーズで知的で美しいキャラクターを好演し、鮮烈なイメージを残したファムケだけに「彼女が演じるジーンをもっと見たかった」という人も多いのではないだろうか。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)