2017年F1アメリカGPの土曜予選で、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは9位を獲得した。
FP3を13位で終えたアロンソは、予選Q1を1回のランで乗り切り、8位でQ2に進出。Q2では9番手タイムを叩き出してQ3に進み、Q3でもさらに自己ベストを更新して9位を獲得した。
決勝ではマックス・フェルスタッペンがグリッド降格ペナルティを受けるため、アロンソは8番グリッドからスタートする予定。
■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
フェルナンド・アロンソ 予選=9位
ここでどれぐらいの競争力を発揮できるのか、実際に走るまでは少し懸念があった。でも走り出すとすぐに、とてもいいパフォーマンスを発揮できた。(予選では)すべてのセッションでトップ10に入れたんだ。これはうれしい驚きだ。アップデートをいくつか持ち込んだということもある。それがうまく機能している。
今日はマシンの感触が素晴らしかった。予選では、気温が高くて風が強く、グリップレベルが予想よりも低かった。そういう難しいコンディションだったが、僕らのマシンはものすごくいいパフォーマンスをみせてくれた。だからこそQ2でいいラップを走り、Q3に進むことができ、最終的に9位を獲得できたんだ。
明日は、フェルスタッペンがペナルティを受けるから、8番グリッドからスタートすることになる。ポイントをつかむ、絶好のチャンスだと思う。
他のチームと比べると、まだストレートでは不利なので、全車がひとかたまりになって走る1周目にライバルたちから攻撃されてしまうだろう。でも、1周目を終えて、ポジションが落ち着いたら、高速セクションでギャップを広げて、うまくディフェンスしていけるかもしれない。
アメリカのファンの前でレースができてうれしい。明日、彼らに最高のレースを披露できると思うよ!
(Sky Sports F1に語り)Q2のラップが一番満足できたかな。走った後、これがおそらくめいっぱいだとチームに言った。だからQ3に進めればうれしいけど進めなくても満足だった。そして結局Q3に進出できたんだ!
ポイント獲得の絶好のチャンスだと思う。シンガポールでは1コーナーの事故でチャンスを逃した。日本ではエンジンペナルティで最後尾からスタートしたにもかかわらず、最終ラップでフェリペ(・マッサ)に追いつき、(入賞まで)あと一歩のところまでいった。
明日はすべてがうまくいけば、今度こそやっとポイントをつかめるんじゃないかな。