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「グローバルワーク」が初のショー開催、リバティのポンチョでスポーツミックス提案

2017年10月21日 19:43  Fashionsnap.com

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「グローバルワーク(GLOBAL WORK)」2018年春夏コレクション Image by: FASHIONSNAP
アダストリアが展開するカジュアルブランド「グローバルワーク(GLOBAL WORK)」が10月21日、東京のファッションウイーク「Amazon Fashion Week TOKYO 2018S/S」に初参加し、2018年春夏コレクションをショー形式で発表した。今シーズンはスポーツミックスのスタイルを提案。キーアイテムとなったポンチョは翌日22日から自社サイト「ドットエスティー[.st]」で限定型を販売する予定で、昨日ショーを開催した同社ブランド「ハレ(HARE)」と同様に「see now buy now(=見てすぐ買える)」の施策を取り入れた。

 2018年春夏シーズンはテキスタイルにこだわり、英国リバティ社が手掛ける「リバティ・ファブリックス(LIBERTY FABRICS)」とコラボレーション。リバティを象徴する花柄ではないデザインを採用し、ポンチョをはじめ、ゆるやかなシルエットのトップスやショート丈のパンツなどにあしらった。ショーのスタイリングを手掛けたのは遠藤彩香。カジュアルなリアルクローズをアップデートさせ、太ベルトやウエストポーチなどウエストにアクセントを取り入れてメリハリのあるスタイルを提案した。
 フィナーレではウィメンズ、メンズ、キッズのモデルがポンチョを身にまといそろって登場。天井一面に色とりどりの花を飾り付けた会場とリバティの彩り豊かなパターンで、ブランドのキーワード「HAPPY」を新しい世界観で体現した。ポンチョの店頭での販売は来春以降を予定している。
 アダストリアの担当者は、東京のファッションウイーク初参加の狙いを「海外進出の情報発信」と位置付け、ブランドが掲げる「ファッション(トレンド)+ファンクション(機能性)=フィーリング(心地よさ)」の中でもファッションの部分を強めたという。海外では現在、台湾と香港に進出しており、業績は好調。今後はアジア展開を強化していく考えだ。
■GLOBAL WORK 2018年春夏コレクション:全ルック
■東京ファッションウイーク特設サイト