数台がコントロールラインを通過し、1コーナーへと向かうなか、セッション再開わずか2分で再び赤旗が掲示される。今度はシリーズランキング3位のフェリックス・ローゼンクビスト(SUNOCO TEAM LEMANS)が1コーナー手前でリアタイヤのグリップを失いコースオフ、1コーナーのタイヤバリアにぶつかり2度目の赤旗が掲示された。
14時50分にふたたびセッションが再開されるとアナウンスがされ、今度は野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)を先頭に、ピットロード出口で列をつくる。ガスリーは出遅れ4番目の位置で並んだ。石浦は車高を調整したのちすぐには出走せずタイミングずらしコースイン。
3度目のセッション再開、計測1周目で最初のターゲットタイムを出したのはヤン・マーデンボロー(ITOCHU ENEX TEAM IMPAL)の1分56秒961。しかしその直後、再び1コーナーで今度は小林可夢偉(KCMG)がコースオフ、3度目の赤旗が掲示される。タイミングを遅らせて出ていた石浦はタイムを残せず17番手の位置に。
4度目のセッション再開、今度はタイミングをずらさずに先頭でコースインした石浦が計測1周目で1分54秒698のタイムを出す。しかし、直後にアンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)が1分54秒395塗り替える。また、その直後に中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM'S)がロッテラーと石浦のあいだの2番手のタイムで割り込んでいく。
その後、残り2分となったところで野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が1分54秒454のタイムで2番手に浮上した。