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【タイム結果】スーパーフォーミュラ第7戦鈴鹿 土曜フリー走行/4回の赤旗で荒れたセッションに

2017年10月21日 11:01  AUTOSPORT web

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伊沢拓也(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
10月21日、鈴鹿サーキットで全日本スーパーフォーミュラ選手権最終戦『第16回JAF鈴鹿グランプリ』のフリー走行が行われた。完全にウエットコンディションでの開催となったフリー走行は、伊沢拓也(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がトップタイムをマークした。

 スーパーフォーミュラ最終戦のフリー走行は接近する台風21号の影響により朝から雨が降り、コースコンディションはウエット。各ドライバーとも水しぶきを上げながらのタイムアタックとなった。セッションではコースアウトするマシンが続出。

 セッション開始10分すぎにはスプーンカーブ手前で中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM‘S)がスピンを喫する。一貴のマシンはタイヤバリアに頭から突っ込んでストップ。ほぼ同じタイミングで国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)が日立オートモーティブシステムズシケインでスピンを喫してストップし、ここで1回目の赤旗中断。

 約15分の中断のあとのセッション再開後すぐにナレイン・カーティケヤン(TCS NAKAJIMA RACING)が逆バンクでコースアウトしストップで2回目の赤旗中断となる。ここで、スタート練習の10分間を中止し、フリー走行が10分延長されて10時20分に終了と提示された。

 コース状況は強まる雨の影響でさらに悪化し、赤旗中断が相次いだ。セッション残り約27分で伊沢がダンロップコーナーでスピンしストップ、セッション残り約3分時点で塚越広大(REAL RACING)がダンロップコーナーでスピンを喫しストップしたことでそれぞれ赤旗中断となり、実に4回もの赤旗が提示された荒れたセッションとなった。なお、最後の赤旗提示によりそのままセッション終了となっている。

 フリー走行はコースオープン状態が20分を超えていたため、成立した。もしも予選が行われなかった場合、フリー走行の『ベストタイム』がレース1のグリッドに、『セカンドベストタイム』がレース2のグリッドとなる。

■全日本スーパーフォーミュラ選手権第7戦鈴鹿 土曜フリー走行結果(編集部集計)
天候:雨 路面:ウエット
Pos.No.DriverTeamEngineTime141伊沢拓也DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHonda1'54.694240野尻智紀DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHonda1'55.307315P.ガスリーTEAM MUGENHonda1'55.58242石浦宏明P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA1'55.615519関口雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPULTOYOTA1'55.766610塚越広大REAL RACINGHonda1'55.94777F.ローゼンクビストSUNOCO TEAM LEMANSTOYOTA1'56.06184山下健太KONDO RACINGTOYOTA1'56.250918小林可夢偉KCMGTOYOTA1'56.6571036A.ロッテラーVANTELIN TEAM TOM'STOYOTA1'56.668111国本雄資P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA1'56.932128大嶋和也SUNOCO TEAM LEMANSTOYOTA1'57.1611350小暮卓史B-Max Racing teamHonda1'57.2041416山本尚貴TEAM MUGENHonda1'57.3411565N.カーティケヤンTCS NAKAJIMA RACINGHonda1'57.415163N.キャシディKONDO RACINGTOYOTA1'57.4841737中嶋一貴VANTELIN TEAM TOM'STOYOTA1'57.4941864中嶋大祐TCS NAKAJIMA RACINGHonda1'58.3281920J.マーデンボローITOCHU ENEX TEAM IMPULTOYOTA1'59.379