鈴鹿サーキットで行われている全日本スーパーフォーミュラ選手権第7戦で、中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)がフリー走行中にクラッシュを喫し、セッションは一時赤旗中断となった。
連日の雨の影響で、決勝レースのグリッド決定方式についての公式通知が発表され、フリー走行のタイム結果でグリッド順が決まる可能性があることから、各選手がフリー走行からアタックを行っていた。
そんななか、セッションが10分を経過したところで一貴がスプーンカーブでクラッシュ。一貴はチームメイトのアンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM'S)の後ろを走っていたため、「水しぶきで何も見えなかった」と中継のインタビューで語っている。
また、一貴のクラッシュのタイミングと同じときに国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)が日立オートモティブシステムズシケインでスピンを喫した。
9時20分ごろにはマシンの回収も終わり、9時35分にセッションは再開されが、再開してすぐにナレイン・カーティケヤン(TCS NAKAJIMA RACING)が逆バンクでコースアウト。マシンがコース上に残ったため、現在ふたたび赤旗中断となっている。