ジョージ・マイケルのドキュメンタリー映画『ジョージ・マイケル:フリーダム』が、『第30回東京国際映画祭』で上映される。
昨年12月25日に急逝したジョージ・マイケル。映画『ジョージ・マイケル:フリーダム』はジョージ・マイケルが1990年に発表したヒット作『LISTEN WITHOUT PREJUDICE VOL.1』を制作するまでの期間や、裁判所で争ったレコード会社との確執、恋人であったアンセルモ・フェリッパの死についての心境などに焦点を当てた作品だ。ナレーションはジョージ・マイケル本人が担当し、死の直前まで作品制作に携わっていた。
作中に登場するミュージシャンや著名人は、ナオミ・キャンベル、クリスティー・ターリングトン、シンディ・クロフォード、タチアナ・パティッツ、リンダ・エヴァンジェリスタ、スティーヴィー・ワンダー、エルトン・ジョン、ナイル・ロジャース、マーク・ロンソン、リアム・ギャラガー、トニー・ベネット、メアリー・J・ブライジ、トレイシー・エミン、ケイト・モス、ジャン=ポール・ゴルチェら。
ジャパンプレミア上映は『第30回東京国際映画祭』内の企画『ミッドナイト・フィルム・フェス!』で実施。初回は10月28日から29日にかけたオールナイト上映となる。
ジョージ・マイケルは、ヨルゴス・キリアコス・パナイオトゥーの名で1963年にロンドン郊外で生まれた。1981年にWham!を結成し、“Last Christmas”などのヒット曲を発表。1986年のWham!解散後はソロアーティストとして活動を行ない、ゲイであることをカミングアウト。12月25日にオックスフォードシャーの自宅で死亡した。53歳だった。
なお『LISTEN WITHOUT PREJUDICE VOL.1』の再発盤『LISTEN WITHOUT PREJUDICE/MTV UNPLUGGED』が、10月18日に日本先行リリースされた。