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峯田和伸が柄本佑に「うっとり」 『素敵なダイナマイトスキャンダル』続報

2017年10月19日 22:21  CINRA.NET

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左上から時計回りに柄本佑、峯田和伸、村上淳、松重豊 ©2018「素敵なダイナマイトスキャンダル」製作委員会
映画『素敵なダイナマイトスキャンダル』追加キャストと特報が公開された。

2018年3月に公開される同作の原作は、『写真時代』『ウイークエンド・スーパー』といった雑誌を手掛けた末井昭の自伝的エッセイ『素敵なダイナマイトスキャンダル』。原作には、実母が隣家の息子とダイナマイトで心中した幼少期から、荒木経惟、南伸坊、赤瀬川原平らと出会い、名編集者になるまでの半生が綴られている。映画版では末井役に柄本佑がキャスティング。監督と脚本を冨永昌敬、音楽を菊地成孔が手掛ける。

今回発表された追加キャストは、末井の同志・近松役の峯田和伸(銀杏BOYZ)、末井をたびたび署に呼び出す刑事・諸橋係長役の松重豊、末井の父・重吉役の村上淳。

「ワイセツ文書図画販売容疑」で警察が編集部に乗り込んで来る様子から始まる特報では、末井が諸橋に呼び出される場面や、「芸術は爆発だと言った人がいます。しかし僕の場合はお母さんが爆発でした」という末井のナレーション、近松、重吉、前田敦子演じる末井の妻・牧子、三浦透子演じる末井の愛人・笛子、尾野真千子演じる末井の母・富子の姿などが確認できる。

峯田和伸は「撮影が始まり、主演の柄本佑さんのどんより濁った黒い瞳をみて、僕はうっとりとしました。言い知れぬ色気がありました。だから僕はそのままその気持ちを身体にのせて、静かに、だが太い幅の小便を勢いよく壁にぶつけるように、柄本さんに、この作品にぶつかっていったんだ」とコメント。

また松重豊は「今回演じた諸橋役は、妙な訛りがある人なんですが、監督から特定の方言ではなくという指定があり、なんかテキトーな人物で演じたと思います。柄本佑くんは、ひと月前に、今回と同じロケ現場で柄本明さんと撮影してまして、ま、関係ないですけど、素敵なダイナマイト親子だな、と」とコメントを寄せている。

■柄本佑のコメント
峯田さん、松重さん、村上さんとは同じ映画に出ていても、絡みがしっかりとあるシーンというのは今回が初めてでした。撮影時はとても充実した時間を過ごしたのですが、家に帰るとドッと疲れたのを記憶しています。
紛れもなく笑い疲れです。ありがとうございました。

■峯田和伸(銀杏BOYZ)のコメント
撮影が始まり、主演の柄本佑さんのどんより濁った黒い瞳をみて、僕はうっとりとしました。言い知れぬ色気がありました。だから僕はそのままその気持ちを身体にのせて、静かに、だが太い幅の小便を勢いよく壁にぶつけるように、柄本さんに、この作品にぶつかっていったんだ。
今の世に放たれるべくして放たれる映画だと思います。

■松重豊のコメント
いい意味で、映画の内容とシンクロして、猥雑な現場だったような気が。エロ本が散乱してて。今回演じた諸橋役は、妙な訛りがある人なんですが、監督から特定の方言ではなくという指定があり、なんかテキトーな人物で演じたと思います。柄本佑くんは、ひと月前に、今回と同じロケ現場で柄本明さんと撮影してまして、ま、関係ないですけど、素敵なダイナマイト親子だな、と。

■村上淳のコメント
ようやく念願の冨永組に参加することができました。驚きとシンプルな興奮の連続でした。それは監督の緻密で高い演出。要求。かつ妥協もしないという。本作はこのことがきちんと写っている。主演の柄本佑くんのスクリーンでの在り方の素晴らしさ。どうぞよろしくお願いいたします。