全日本スーパーフォーミュラ選手権、フォーミュラEに参戦しているフェリックス・ローゼンクビスト アメリカ・カリフォルニア州に本拠を置くスクーデリア・コルサは11月16~19日、マカオのギア・サーキットで行われるFIA GTワールドカップにフェリックス・ローゼンクビストを擁して参戦すると発表した。
フェラーリのサテライトチームとして主に北米で活動するスクーデリア・コルサは、2016年と2017年のIMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップにおいて、フェラーリのGT3カー『フェラーリ488 GT3』を用いて2年連続GTデイトナ(GTD)クラスチャンピオンを獲得。
また、2016年には招待チームとしてル・マン24時間耐久レースのLM-GTEアマクラスに参戦し、クラス優勝を飾っている強豪チームだ。
そんなチームは2017年大会で開催3年目を迎えるFIA GTワールドカップ(旧マカオGTカップ)に初挑戦することをアナウンス。お馴染みのカーナンバー“63”をつけたIMSAのチャンピオンカーを使用して、フェラーリ車による同大会初優勝を目指す。
ドライバーには2014年、2015年のマカオF3ウイナーで現在はフォーミュラE、全日本スーパーフォミュラ選手権で活躍中のローゼンクビストの起用を発表。通算6度のマカオGP走行経験と、2連覇の実績を持つマカオマイスターが、GT3マシンでも持ち前の速さと強さを発揮するのか、その走りに注目が集まる。
世界各地で行われるGT3レースの中でも最大級と言える同イベントに出場することについて、ローゼンクビストは「このチャンスはエキサイティングだ。マカオでのレースは特別なものだよ」と語った。
「僕にとってマカオGPはもっとも好きなイベントのひとつで、過去に2度の優勝を含む素晴らしい経験をしてきた。GT3でのレースはとてもチャレンジングなものになるだろうね」
「スクーデリア・コルサはGTレース界において、最高のフェラーリチームのひとつとして高く評価されている。そんなチームがチャンスをくれたことに感謝しているよ」
また、チームオーナーのジャコモ・マッテオーリは「マカオで優勝を争うことは今年70周年を迎えたフェラーリ・ブランドを称える素晴らしい機会となるだろう」とコメント。
「フェリックス(・ローゼンクビスト)の経験はマカオでは非常に目立つもので、彼のドライビングと我々チームの力が合わせれば、優勝が狙える力を発揮できると信じている」
@Scuderia_Corsa to Debut at the @FIA Macau GT World Cup with driver @FRosenqvist. READ Full Story: 👉https://t.co/ms7aFtt0ep👈 pic.twitter.com/1PnlvUViMC— ScuderiaCorsa (@Scuderia_Corsa) 2017年10月17日