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リース・ウィザースプーン衝撃告白「16歳で監督から性的暴行を受けた」

2017年10月18日 09:13  Techinsight Japan

Techinsight Japan

リース・ウィザースプーン「私も被害者」
アメリカの大物映画プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタイン(65)が長年ハリウッドでの成功を夢見る女優達にセクシャルハラスメントを繰り返していたことが判明。中には強姦された女性、また示談で決着をつけた女性もいたことが分かり、世界中のメディアが揺れている。そんな中、アメリカの人気女優リース・ウィザースプーン(41)も「私も性的暴行の被害者なの」と告白。彼女を襲ったのは、ワインスタインではなく映画監督だったという。

このほどリース・ウィザースプーンがハリウッドにて開催された『Elle Women』のイベントに登場。そこでスピーチをしたリースは、過去に受けた衝撃的な性的暴行・ハラスメントをこう振り返った。

「今週はハリウッドの女性達にとって、とても辛いものでした。いえ、世界中の女性達にとっても同じだと思います。」
「私にも経験があるのです。それがはっきりと蘇り、寝苦しい夜を過ごしています。考えることも辛い。そしてもっと早く話さなかったことに対する罪悪感、そして不安などもありますが、そういう感情を伝えるのも辛いと感じています。」
「16歳だった私を襲った監督には、嫌悪感を覚えます。そして“沈黙=雇用の条件”と私に思わせたエージェント、そしてプロデューサー達には怒りを感じています。」

しかもこのような出来事は一度では済まず、これまで何度かセクハラ行為や性的暴行を受けたという。しかしここ数日、ハーヴェイ・ワインスタインによる蛮行を多くの女性達が告白。その勇気に背中を押され「自分ひとりではない」と感じたリースは、女性達にこのように訴えた。

「真実を告げること。そうすることによってのみ、癒されるのです。」
「この部屋にいる皆さん、人生は変わることでしょう。なぜなら私達が皆さんについているからです。」
「こういう問題について話すと悲しくなりますが、話さずにいるのは怠慢な行為だと感じています。」

ワインスタインによる蛮行ばかりが取りざたされたが、メイクアップアーティスト、監督など複数の映画関係者がおぞましい行為で女優達を傷つけてきたもよう。これを機に「どうか被害を公表してほしい」とリースは願っているというが、実際に被害は相当なもので、先日は女優ではなくドラマ『ドーソンズ・クリーク』で主人公を演じたアメリカ人俳優ジェームズ・ヴァン・ダー・ビークが「年上で権力のある男性達にお尻を掴まれたことがある」「今よりずっと若い頃、不適切で性的な話をされたこともね」と公表したばかりである。想像以上に酷かったハリウッドのセクハラ事情だが、それらはおそらく氷山の一角で「今後も密室で起こるセクハラはなくならないだろう」という声も少なくない。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)