映画『悪と仮面のルール』の予告編が公開された。
2018年1月13日から公開される『悪と仮面のルール』は、中村文則の同名小説が原作。少年時代から「純粋悪」になるために父・捷三に育てられた久喜文宏を主人公にした物語となり、想いを寄せる養女の香織が自身への教育として捷三に汚されようとしていることを知った文宏が、捷三を殺害して心身を喪失し、徐々に捷三に似ていってしまうというあらすじだ。整形して新谷弘一として香織を見守る文宏役に玉木宏、香織役に新木優子がキャスティング。監督は中村哲平が務めた。
村井國夫演じる捷三の「お前は私の手によりひとつの邪となる」というセリフから始まる予告編では、捷三を殺害して失踪した文宏が整形手術を施して包帯を外すシーンや、光石研演じる探偵の榊原に依頼して香織に近づこうとする様子、柄本明演じる刑事の会田が文宏に「あなたの周りは、よく人が死にますねぇ」と言う場面、中村達也演じる文宏の兄・幹彦、吉沢亮演じるテログループのメンバー伊藤の姿などが確認できる。またUruが手掛けた書き下ろしの主題歌“追憶のふたり”を試聴することもできる。