MotoGP第15戦日本GPを終え、レプソル・ホンダ・チームのマルク・マルケスとダニ・ペドロサが決勝を振り返った。
■マルク・マルケス(MotoGPクラス決勝2位)
「最終ラップの最終コーナーまで100%プッシュした。チャンピオンシップを争うふたりのライダーが、決勝でも勝利を争うなんて、すばらしいレースだった」
「今日は路面の水の量も多く、予想以上に苦戦した。スムーズにプッシュしようとトライしたが、アンドレアはレースの序盤からとても速かった。最終ラップは少しアドバンテージがあるのは分かっていたが、8コーナーでちょっとしたミスをしたんだけど、実際には大きなミスとなった。アンドレアにパスされた後、彼はブレーキングでとても強く、ボクは同じようなブレーキングを行なうことはできなかった」
「最終コーナーでもう一度トライしたが、パスすることはできなかった。今日はアンドレアが素晴らしいレースをして勝利したが、彼がもてぎで速いことは予測していたから、ボクはこの結果に満足している。ポイントを獲得でき、ファンのためにいいショーになったと思うので、OKだよ」
■ダニ・ペドロサ(MotoGPクラス決勝リタイア)
「とても難しい一日だった。素晴らしいレースをする絶好のチャンスだったので本当に失望している。初日から土曜日までは改善することができたが、今日のレースではリヤタイヤに何が起こったのか分からない。最初はリヤタイヤが大きくスピンしていたが、ストレートでもスロットルを開けることができなくなった」
「この問題はレースの途中でさらに悪化した。バイクがちゃんと動作するように全てのことにトライしたが、この状態ではライディングし続けることはほとんど不可能だった。多くのタイムをロスし、最終的にポイント圏内から脱落したとき、クラッシュするリスクよりも、リタイアを選択することにしたんだ」
「コース上の水量が多かったので、リヤにエクストラソフトを選んだが、これが問題になるとは思っていなかった。ただ、ペトルッチは同じ選択で表彰台に立っている。ミシュランと共にデータを分析し、今後、同じようなことが起こらないようにトライしたい」