モンスター・ヤマハ・テック3は、第16戦オーストラリアGPでジョナス・フォルガーの代役にオーストラリア人ライダーのブロック・パークスを起用すると発表した。
ウイルス性の体調不良のため日本GPを欠場し、ドイツに戻って検査を受けたフォルガー。現在は自宅療養中でオーストラリアGPも欠場することになった。
フォルガーの欠場により、オーストラリアGPにはブロック・パークを代役で起用。パークスは36歳のベテランライダーで、全日本ロードレース選手権やスーパーバイク世界選手権(SBK)、スーパースポーツ世界選手権(WSS)で活躍。2014年にはMotoGPクラスにイギリスのPBM(ポール・バード・モータースポーツ)よりCRTマシンでフル参戦、ランキング23位を得た経験を持つ。
現在は世界選手権耐久(EWC)にYARTヤマハ・オフィシャルEWCチームより参戦中。MotoGPクラスへの参戦は、代役参戦した2015年のバレンシアGP以来となる。
代役参戦が決まったパークスは「母国のファンや家族の前で走ることができるホームグランプリに出場できる。このチャンスを与えてくれたモンスター・ヤマハ・テック3にまず感謝したい。YZR-M1に乗るのを楽しみにしている。全力をつくしたい」と意気込みを語った。