富士スピードウェイで第7戦の決勝レースが行われているWEC世界耐久選手権。11時にスタートした決勝レースは、サーキットに深い霧が出たため、15時30分に2度目の赤旗が掲示された。
朝から悪天候が続いている富士スピードウェイ。WECの決勝レースはスタートから1時間を過ぎた後に濃霧が立ち込めたため、赤旗が掲示された。
レースは12時50分に再開されたが、その後も時おりサーキットを霧が包んだため、クラッシュの処理も含めると、スタートから4時間を経過した時点で5度のセーフティカーが導入される展開となっていた。
そして、チェッカーまで残り1時間42分となった15時18分、最終コーナーから1コーナーにかけて、ふたたび濃霧が出現し、6度目のセーフティカー。その後、グランドスタンドからは1コーナーが視認できないような状況となったため、15時30分に、この日2回目の赤旗が掲示され、レース中断となった。
現在、各車はセーフティカーを先頭にホームストレート上に整列。主催者側の判断を待っている段階だ。
なお、現時点でのトップは8号車トヨタTS050ハイブリッド(セバスチャン・ブエミ/アンソニー・デビッドソン/中嶋一貴)、2番手に7号車トヨタ(マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ-マリア・ロペス)が続き、トヨタがワン・ツー体制を築いている。