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クリスティナ・アップルゲイト、両乳房切除を経て卵管・卵巣を摘出

2017年10月15日 15:33  Techinsight Japan

Techinsight Japan

さらなる手術を受けていたクリスティナ・アップルゲイト
2008年に乳がんの宣告を受けた女優クリスティナ・アップルゲイト。当時見つかったがんは命を脅かすステージではなく「片方の胸に発見されたものだった」というが、彼女は両方の胸を手術で切除、その理由を「おなじく乳がんを患った母の遺伝子を受け継いでいると判明したから」と明かしていた。そのクリスティナが、このほどさらに手術を受けたと告白してファンを驚かせた。

がんに侵されていない乳房ともども切除し、その後は食生活も改善。さらにはチャリティ団体『Right Action for Women』を設立し、がんにかかるリスクのある女性の検査費用を助成すべく活動しているクリスティナ・アップルゲイト。彼女がこのほど『TODAY.com』の取材に応じ、「実は最近、ある治療を受けた」としてこう語った。

「2週間前に卵巣と卵管を摘出してもらったの。イトコが2008年に卵巣がんで亡くなってしまって…でも私には予防策がある。それで全てをコントロールすべく(がんを予防すべく)手術を受けたの。心配事が減って、安心したわ。」
「同じくがんになりやすい遺伝子を受け継いでいる女性に言いたいの。生きている間に、がんになる可能性が高いわ。まずは食べる物に気を付けて。オーガニック食品は高いけれど、朝にラテを飲む生活を諦めれば、その週に食べるオーガニック野菜を購入できるはず。添加物がいっぱいの食品は極力避けてほしいわ。」
「ストレスも大敵よ。でもストレス回避は難しいわね、世界中でいろいろなことが起きているから。それでも深呼吸して。私も昔はストレスを溜めこんでいたの。でももう違うわ。」

ちなみにクリスティナは家庭菜園で安全な野菜を育てているとのこと。また愛娘はビーガンだというが、今のクリスティナは「娘にも同じ遺伝子があるのかもしれない」と心配しているという。

「そう、その可能性はすごく高い。だから今はとにかくクリーンな食べ物を与えること、そしてストレスをかけないことを心がけているわ。」
「娘が大人になるまでに、医療などがグンと進歩していれば良いけど。でも娘も同じ思いをする可能性があると思うと、胸が張り裂けそうな思いがする。」

同じくがんになりやすい遺伝子を持つアンジェリーナ・ジョリーもこれら手術を受け「家族のために」と健康に生きる可能性を選んだが、特に両乳房の切除については「その必要があったのか否か」で意見が分かれた。しかし幼い子を持つ彼女達にとっては「がんになる可能性の高い部分を切除できた」ということは、大きな喜びだったに違いない。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)