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WEC富士:コース上の霧が晴れ、決勝レース再開。ピットタイミングで8号車トヨタ首位浮上

2017年10月15日 13:02  AUTOSPORT web

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セーフティカー先導のもと、6時間の決勝レースがスタートしたWEC富士
10月15日、富士スピードウェイで6時間の決勝レースが行われているWEC世界耐久選手権第7戦。スタートから1時間18分後に、視界不良から赤旗が掲示され、走行が中断されたが、12時50分、霧が晴れたためセッションが再開された。

 降雨と霧により、セーフティカー先導のもと決勝の火蓋が切って落とされたWEC富士。スタートから15分後にはセーフティカーが退出し、本格的なレースが幕を開けた。

 その後も雨は降り続いたものの雨量は多くなく、各所でバトルがぼっ発。1号車ポルシェ919ハイブリッドのアンドレ・ロッテラーと7号車トヨタTS050ハイブリッドの小林可夢偉も激しい総合3位争いを繰り広げた。

 しかし、スタートから52分後、ふたたび霧がサーキットに立ち込めはじめたためセーフティカーが導入。そして、その霧が濃くなり、グランドスタンドから最終コーナーや1コーナーが見えにくくなってきた12時18分、レースは赤旗中断となった。

 これにより、各車両はホームストレート上にマシンを止めてセッション再開を待つことに。その後、コースを覆っていた霧は徐々に晴れていき、12時50分にセッションを再開するとのアナウンスがなされた。これにより決勝レースは残り4時間10分で再開されることとなった。

 現時点での総合首位はポールシッターの2号車ポルシェ。2番手に8号車トヨタ、3番手に7号車トヨタ、4番手に1号車ポルシェが続いている。ただし、先頭の2号車は赤旗前に1回目のルーティンピットを行っておらず、セッション再開直後にピットイン。そのため、8号車、7号車のトヨタ勢がワン・ツー体制を構築している。