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ルノーF1へ移籍したサインツJr.、ヒュルケンベルグを破るのは「大仕事」と語る

2017年10月15日 11:52  AUTOSPORT web

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トロロッソからルノーF1チームへ移籍したサインツJr.
カルロス・サインツJr.は、ルノーでニコ・ヒュルケンベルグを相手に戦うことが、彼にとって大仕事になるだろうことを、すでに十分に承知しているという。

 これまで147戦に出走しているベテランドライバーのヒュルケンベルグは、表彰台未登壇出走の最多記録保持者だ。

 しかしそのような不運な記録も、2015年のル・マン優勝者であるヒュルケンベルグのスピードと一貫性を貶めることはなく、同じくF1の表彰台に上がったことのないサインツJr.もそのことによく気付いている。

「彼は僕が一度もドライブしたことのないマシンで、すでに16レースを終えている」とサインツJr.は語り、次のように続けた。

「慣れるのにはしばらくかかるだろう。もちろん僕の目標は彼のペースにできるだけ早く追いつくことだ。けれどもそれは簡単にできることではない」

「必死にやらなければならない。データを分析したり、あのマシンのドライブの仕方を学んだりしてね」

 サインツJr.は来週オースティンで行われるアメリカGPでチームメイトに合流し、2018年開幕よりも前に新たなチームでスタートを切ることになる。

「トロロッソでシーズンを終えてもよかったけど、早く始めることはとても重要だ。新しいチームのすべてを学び、マシンを自分に適応させる機会が持てる」

「これからの4戦が来シーズンの自分を助けてくれる。もしチームのためにいくらかでもポイントを取れたら、素晴らしいね」とサインツJr.は語った。