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ザルコ、決勝は「フラッグ・トウ・フラッグになる可能性もある」/MotoGP日本GP予選会見

2017年10月14日 22:02  AUTOSPORT web

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ヨハン・ザルコ/モンスター・ヤマハ・テック3
MotoGP第15戦日本GP、MotoGPクラスの予選でポールポジションを獲得したとヨハン・ザルコとフロントロウのダニロ・ペトルッチ、マルク・マルケスが予選を振り返るとともに、決勝への展望を語った。

■ヨハン・ザルコ/モンスター・ヤマハ・テック3(ポールポジション)
「FP3ではウエットコンディションでのセットアップが進み、いいフィーリングだった。予選はほとんどドライに近かったけど、スリックを履くには厳しい状況で、残り5分で戦略を変えず、リアをウエットソフトから、ウエットエクストラソフトにしたんだ。それはうまく行ったし、MotoGPクラスで2度目のポールポジションを獲得できたよ」

「明日のレースはどうなるか分からない。フラッグ・トウ・フラッグになる可能性もある。できればドライで最後までレースがしたいね」

「ポールポジションからのスタートだし、ペースを作ってアドバンテージを築きたいね。フロントロウからスタートできるのことは重要だ」

■ダニロ・ペトルッチ/オクト・プラマック・レーシング(予選2番手)
「予選でのタイヤ選択に関してはいろいろ考えたけど、スリックはリスキーだったからやめたよ」

「Q2が始まってコースインして路面を観察したけど、部分的にはまだ水が多かった。だから、スリックを使うのはちょっと怖かったし、最初はリアにウエットソフト、最後はウエットエクストラソフトを履いた。とてもいいラップができたし、特にセクター3と4がよかったよ」

「ウエットでは少し問題があるが、この結果には満足している。明日に向けては、雨だとしてもフロントロウからのスタートだし、スタート直後の水しぶきも少ないからアドバンテージになると思う。(決勝日は)どんな天気になるか分からないけど、どんな条件にも備えているよ」

■マルク・マルケス/レプソル・ホンダ・チーム(予選3番手)
「最初のアタックでいいタイムが出ていたので、2回目のアタックはリアにウエットエクストラソフトを履いてタイムを更新しようとも考えたんだけど、スリックを履くギャンブルに出ることにしたんだ」

「ポールポジションをねらったけど、目標はフロントロウの獲得だったから、この結果には満足している。ウエットコンディションでもフィーリングはいい」

「レースはフラッグ・トウ・フラッグになるかもしれないし、ドライかもしれない。明日になってみないと分からないけど、どうなるか様子を見てみよう」