10月13~15日に、ドイツのホッケンハイムで行われるDTMドイツツーリングカー選手権最終戦に向け、このラウンドでデモランを行う予定のスーパーGT500クラスマシンがホッケンハイムに登場。大きな注目を集めた。
2009年にDTM代表団がスーパーGTもてぎを訪れて以来、規定統一化に向け話し合いがスタートしたDTMとGT500の共通レギュレーション『クラス1』のコラボレーション。そのひとつの“目に見えるかたち”となるデモランが、今回のDTM最終戦と、11月のスーパーGT最終戦で行われることになった。
そのうちDTM最終戦ホッケンハイムで行われるデモランに向け、ニッサンGT-RニスモGT500(2016年仕様MOTUL AUTECH GT-R)と、レクサスLC500(開発車両093号車)の2台が、ホッケンハイムに登場した。2台はBMW勢のトランスポーターが並ぶ29番~31番のピットに入れられ、初めてDTMマシンとGT500マシンがピットに並ぶこととなった。
この日のデモランに向け、ロニー・クインタレッリ、ヘイキ・コバライネンというふたりのドライバーもホッケンハイム入り。元F1ドライバーのコバライネンはさっそくサイン攻めにあっていた。また、DTMドライバーや関係者も数多くピットに訪れ、初めてのGT500を観察したり、逆にDTMチームもニッサン、レクサスの関係者にオープンにマシンを披露しているとか。
この後2台は、現地時間の10月13日15時35分から2台だけで30分間のフリープラクティスを行う。また、土日にそれぞれ2台のデモランと、それとともにDTMの各メーカーの3台が混じり、5台が走行するシーンが予定されている。