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MotoGP日本GP初日:マルケスを追うドビジオーゾがトップ。スズキが新たなカウルを投入

2017年10月13日 15:52  AUTOSPORT web

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アンドレア・ドビジオーゾ/ドゥカティ・チーム
MotoGP第15戦日本GP、MotoGPクラスは、栃木県のツインリンクもてぎで1日目の2回のフリー走行を行ない、アンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)が1分54秒877で初日総合トップに立った。

 MotoGPクラスのフリー走行1日目は午前中の1回目、午後の2回目共にウエットコンディションで行なわれた。

 1回目を5番手で終えていたドビジオーゾは、2回目のセッションでは開始7分すぎにトップに浮上、15分すぎにファステストを更新すると、そのままリーダーボードのトップをキープしてセッションを終えた。

 総合2番手となったのはマルク・マルケス(ホンダ)。マルケスは1回目をトップで終え、2回目も上位につけていたが、セッション終盤の残り5分を切ったところで4コーナーで転倒、マルケス自身にダメージはなかったが、1分54秒920の2番手でセッションを終えた。

 総合3番手に1分55秒061でアレイシ・エスパルガロ(アプリリア)。アレイシ・エスパルガロは1回目2番手、2回目3番手と好調なスタートを切った。

 ホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)が1分55秒234で総合4番手。ロレンソはフリー走行1回目で4番手につけたが、セッション終盤、9コーナー(V字コーナー)の進入で、背後で転倒したカル・クラッチロー(ホンダ)に巻き込まれて転倒を喫してしまった。2回目のセッションでは4番手につけ、2回目に記録したタイムで初日総合4番手となった。

 体調不良のため緊急帰国したジョナス・フォルガー(ヤマハ)の代役として急きょ参戦することになった野左根航汰(ヤマハ)は1回目15番手、2回目13番手、2回目に記録した1分56秒453で総合13番手に。

 スコット・レディング(ドゥカティ)は1回目で3番手につけたが、2回目は自己ベストを更新できず14番手に終わり、1回目に記録した1分56秒517で総合14番手となった。

 ジャック・ミラー(ホンダ)の代役として参戦する青山博一(ホンダ)は1回目24番手、2回目22番手、2回目に記録した1分57秒548で総合22番手に。中須賀克行(ヤマハ)は1回目23番手、2回目24番手、2回目に記録した1分58秒341で総合24番手で初日を終えた。

 また、初日のフリー走行ではスズキの新たなカウルが登場。1回目にアレックス・リンス(スズキ)が、2回目にアンドレア・イアンノーネ(スズキ)が新型のカウルを使用した。