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林遣都&栁俊太郎&前野朋哉が童貞3人組 『チェリーボーイズ』実写映画化

2017年10月13日 10:31  CINRA.NET

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『チェリーボーイズ』 ©古泉智浩/青林工藝舎・2018東映ビデオ/マイケルギオン
古泉智浩の漫画『チェリーボーイズ』が実写映画化され、2018年2月17日から東京・シネ・リーブル池袋、渋谷TOEIほか全国で公開される。

『チェリーボーイズ』は、地方都市に住む25歳で童貞の3人組・国森信一、吉村達也、高杉誠を描く作品。仕事も恋愛もうまくいかず、何事も中途半端の彼らが人生を変えるため、脱童貞に向けた作戦を企てるというあらすじだ。

自己中心的で見栄っ張りな主人公・国森信一役を演じるのは林遣都。乳首が大きいことがコンプレックスの吉村達也役を栁俊太郎、女性が苦手な高杉誠役を前野朋哉が演じる。

メガホンを取ったのは助監督として黒沢清、滝田洋二郎、篠原哲雄、長崎俊一、三池崇史らに師事した西海謙一郎。同作が初の長編監督作となる。脚本は、『アズミ・ハルコは行方不明』といった監督作を発表している松居大悟が手掛ける。撮影は今年3月から4月にかけて神奈川などで行なわれ、10月の完成を予定している。

主演を務める林遣都は原作について「20代半ばにしてチェリーボーイズと呼ばれる中身も外身もコンプレックスだらけの3人の男達が、諦めかけていた人生、敗れ去った青春を取り戻すべく、必死にもがき苦しみ叫び続ける、情けなくもどこか切ない物語に、沢山勇気を貰いました」とコメント。

栁俊太郎は「最低でくそったれな3人組が終わりに近づくにつれて、とても寂しく切ない気持ちになったのを今でも覚えています。キャスト、スタッフの皆さんに支えられて素晴らしい青春バイオレンスエロサスペンス作品に参加できて最高でした!」、前野朋哉は「童貞だった頃に書いたとされる松居大悟さんの脚本『チェリーボーイズ』を紐解いていくと心情や行動がとんでもなく複雑なのです。それを読み解き、演じながら体感していく中で、林くんと柳くんと僕の仲に生まれたモノがありました」と撮影を振り返っている。

■林遣都のコメント
古泉智浩さんの原作を読ませていただき、この漫画の世界に飛び込んでみたいと強く感じました。20代半ばにしてチェリーボーイズと呼ばれる中身も外身もコンプレックスだらけの3人の男達が、諦めかけていた人生、敗れ去った青春を取り戻すべく、必死にもがき苦しみ叫び続ける、情けなくもどこか切ない物語に、沢山勇気を貰いました。西海監督、そして栁俊太郎さん、前野朋哉さんと共に、魂を込めて悩める童貞青年の思いをぶつけました。是非見届けていただけたらと思います。

■栁俊太郎のコメント
ビーチク役を演じさせて頂きました、柳俊太郎です。半年ほど前に撮影を終えて久しぶりにビーチクという役名を言ってみると、とても懐かしくあの時に感じた青春を思い出します。『チェリーボーイズ』の台本を初めて拝見させて頂いた時に、最低な3人組のズッコケでピュアな青春ストーリーにとても熱いものを感じました。どこか愛おしく憎めない3人組を演じるのがとても楽しみになりました。
それでもやはり彼らは最低ですが。笑 最初はクンニ、カウパーという呼び名に少し抵抗はあったものの、すぐにチェリーボーイズの世界に引き込まれ、とても充実した撮影期間を過ごさせて頂きました。最低でくそったれな3人組が終わりに近づくにつれて、とても寂しく切ない気持ちになったのを今でも覚えています。キャスト、スタッフの皆さんに支えられて素晴らしい青春バイオレンスエロサスペンス作品に参加できて最高でした!ぜひ皆さん、映画『チェリーボーイズ』をよろしくお願い致します。

■前野朋哉のコメント
かつて童貞だったキャスト・スタッフと、現役童貞のキャスト・スタッフで真剣に「童貞」と向き合いました。童貞だった頃に書いたとされる松居大悟さんの脚本『チェリーボーイズ』を紐解いていくと心情や行動がとんでもなく複雑なのです。それを読み解き、演じながら体感していく中で、林くんと柳くんと僕の仲に生まれたモノがありました。生きとし生きるもの全ての方にご覧頂きたいです。