体調不良によりMotoGP第15戦日本GPを欠場するジョナス・フォルガーの代役として最高峰クラスデビューを飾る野左根航汰が日本GPへの意気込みを語った。
野左根は、今シーズンから中須賀克行とともにヤマハのMotoGPマシン、YZR-M1の開発ライダーを務めているほか、世界耐久選手権(EWC)と全日本ロードレース選手権JSB1000にもフル参戦している。
代役参戦が決まった野左根は「突然のことで、僕が一番驚いています」と次のようにコメント。
「まだ日本グランプリを走る実感がわいてきませんが、チャンスでもあるし、ワクワクしています。今年からテストライダーとして、YZR-M1をミシュランタイヤで走らせていますが、どこまでできるか試したいし、もてぎは僕の得意なサーキットであり、母国グランプリなので明日からのセッションが楽しみです」
「最後にチャンスをくれたTech 3とヤマハに感謝するとともに、少しでも期待に応えられるよう最善を尽くします。そして、フォルガー選手の早い回復を祈ります」
日本GPの舞台となるツインリンクもてぎは、野左根にとってJSB1000初優勝を果たした得意なサーキットのひとつだ。8月のもてぎ戦でも優勝し、今季2勝目を挙げている。