10月13日から開幕するMotoGP日本GPのエントリーリストが発表された。エントリーリストによると、体調不良により欠場となったジョナス・フォルガー(モンスター・ヤマハ・テック3)に代わり、野左根航汰が参戦することになるようだ。
野左根は2017年シーズン、中須賀克行のチームメイトとしてYAMAHA FACTORY RACING TEAMに抜てきされ、全日本ロードレース選手権JSB1000クラスに参戦中。JSB1000参戦初年度ながらシーズン2勝を挙げ、全日本のポイントランキングで5位につけている。
また、全日本と並行してYART-YAMAHAからFIM世界耐久選手権(EWC)にも参戦しており、2016/2017シーズンのEWC最終戦、2017年鈴鹿8時間耐久ロードレースでは5位入賞に貢献した。MotoGPには、2012年の日本GPにMoto2クラスで初参戦、2013年にもMoto2クラスで3レースに参戦した経験を持つ。
野左根は今回の代役参戦でMotoGPの最高峰クラスデビューを飾る。MotoGPクラス初参戦の野左根が、もてぎでどんな活躍を見せるのか楽しみなところだ。
この野左根の参戦により、ワイルドカード参戦の中須賀、ジャック・ミラーの代役参戦の青山博一とともにMotoGPクラスで3人の日本人ライダーがもてぎを走ることになる。日本人ライダーが世界選手権で見せる戦いに期待が高まる。